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泣けない、心のブレーキの
続きになります。
泣きたいときに泣けない
泣くことを制限する
心のブレーキが
どのようにして
つくられるのでしょうか?
例えば、
幼少期の成長過程で
あなたは以下の場面を
体験したことはないでしょうか。
泣いていたら、怒鳴られた
怒鳴られただけでなく、
叩かれる等の痛みを伴う経験をした
また、
泣くと、押し入れに閉じ込められたとか、
泣いたまま、無視され、ほっとかれる等して
怖い思いをした。
助けを呼べる人がいなかった、
また、助けてと言っても
助けてもらえず、怖い思いをした。
両親が喧嘩をしているのを見聞きして、
いつも怯えていた、
両親や家族等から嫌なことをされた、
どんな理由であれ、
怖くて、何も言えなかった
または、断れなかった 等です。
更に、
泣く子は弱い子だ、
泣く子は嫌い、
泣く子はお母さんの子じゃないと言われた
等です。
もしも、上記に似たような体験を
わずかでも思い出されたあなたへ、
心から無条件の愛を送ります。
きっと、あなたは、
これらの体験から自分を守るために、
そして、傷つかないために、
対処行動をとったと思います。
それは、
泣くことをやめることであったり、
助けを求めることを
あきらめてしまうこと、
もう泣かないと決めて、
対処すること等ではないでしょうか?
その時決めたことが
心のブレーキとなります。
そして、心のブレーキのおかげで、
泣きたい場面でも、我慢して、
対処できるようになります。
泣くのはやめた
私が我慢すればいい
両親の言う通りにするしかない
自分の気持ちを伝えるのはやめよう
このように、
心のブレーキをかけ、
自分を守っていきます。
もう、これ以上傷つかないように・・
そして、一度かけたブレーキに
いつしか慣れてしまい、
人は環境に慣れていく・・・
それが習慣となって行動が
パターン化されていきます。
ブレーキを、いつ緩めていいのか
わからなくなります。
過去の体験から
自分を守ろうと決めたことが、
泣きたい時に泣けない
心のブレーキとなっていきます。
こうやって心のブレーキが
つくられていきます。
上記はほんの一例です。
大事なことは、
過去の出来事は過去として。
そして、今のあなたには、
過去の延長でいなければ
ならない理由はありません。
過去の出来事を通して
かけてしまったかもしれない
心のブレーキを外すことは
あなたにしかできません。
ブレーキを緩めることは、
必要以上にかけている力を
ただ抜くことです。
また、ブレーキを緩めることは
あなたが本来歩むべきスピードを
取り戻すことに繋がります。
でも、外せない・・・
心のブレーキを外したら、
危険だよ!また嫌な思いをするよ、と、
簡単に外せないような仕組みも
いつしか出来上がっていきます。
そして、過去の延長上のままで
いるようにとささやくのです。
あなたを同じ危険にさらさないように・・・
あなたを守るために・・・
こんな風に
心のブレーキはつくられ、
そして強化されていくこともあります。
次の記事では、
心のブレーキがどのように
日常生活に影響するのか、
例をご紹介しながら
みていきたいと思います。