【名曲のようならーめん】下北沢 ”麺や ぼくせい”について語る。 | 下北沢MOSAiCのブログ

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ライブレポートやMOSAiCでの出来事を綴ります。

うまいらーめんに出会ったときの感動は、名曲に出会ったときの感動によく似ている。

今回のブログは、私が下北沢でオススメしたいラーメン屋をご紹介します。

私のお気に入りのお店は下北沢の“麺や ぼくせい”です。

下北沢駅の南口を出て、マックとスタ丼に挟まれた道を真っ直ぐ。
一つ目の信号(茶沢通り)を左折。
高架橋の手前にある路地をまた左折して、すぐ先の左手。




メニューは至ってシンプル。
無駄なものは一切必要ないという店主の心意気が伝わってきます。



私がこのお店を気に入ったのは、もちろんらーめんの味もそうですが、なんと言ってもお店の雰囲気が良いところです。

流れている音楽は、店主のこだわりなのかジャズやブルースがメイン。
おそらくご夫婦なのか、店員さんはいつも二人だけ。
らーめんをもくもくと作る亭主、注文を聞いて、それを運ぶ奥さん。

らーめん屋にありがちな、店員さん同士の無駄なおしゃべりや、無駄な威勢の良さもありません。
店内はどちらかと言うと静かです。






私はここの醤油らーめんが好きです。

この醤油ラーメンに関しては、
「最初はそのまま。次にキャベツの上のカツオだれをスープに溶かしてお召し上がりください。 二つの味がお楽しみいただけます。」
という表示が壁に貼ってあります。

私はいつも言われたとおりに、最初はそのままスープを味わいます。
あっさりしてるけど、しっかりコクもあります。
次にカツオだれを溶かしてみます。
なんとも品のあるお出汁の風味がします。 

スープを始めにひと口飲むところがイントロならば、麺とスープが絶妙に絡み合うサビ、そしてキャベツやメンマ、チャーシューが登場する間奏、そしてまたサビ、スープを飲み干すエンディングまで無駄がありません。

真面目そうな店主のこだわりを感じさせる一杯のらーめん。
お店は朝11時~19時までの営業みたいです。
この営業時間にもこだわりを感じます。

大勢でワーワー騒ぎながら、飲んだ後にらーめんでも食っていくか!という感じのお店ではありませんね。
私はいつも、ひとりで食べに行きます。

宜しければ一度、MOSAiCに来る前にお立ち寄り頂くというのはいかがでしょうか?
バンドマンならリハーサルが終わったあと、本番前の時間帯に行くのが良いかも知れません。

名曲に出会うような感動を、ぜひあなたにも味わって頂きたい。

違いがわかるあなたへ。
上質を知るあなたへ。

拝。