税務支援(電話相談)
もうすぐ確定申告が始まる。
そして、われわれ税理士には、それを援助する義務がある。
私も、毎年納税相談等の応援に行っているが、その割当表が送付されてきた。
第1弾の対税務署のものが。
第2弾となる対商工会議所・商工会等のものは近日中に送付するとのこと。
実は、事務所型相談を選択している私には、応援の義務は本当はない。
2月1日~2月20日まで事務所で無料相談に応じればいいだけなのだ。
ところが、これじゃあまりにも味気ない。
私は事務所型と出張型の双方の応援を兼務している。
それに今年は電話相談まで引き受けることにした。
この電話相談、以前はなかった。
最近になり、今まで税務署が行っていた、事前説明会や電話相談の業務が
外注に出されることになったのだ。
20年ほど前のことが思い出される。
私は署でただ一人、電話相談担当になったことがある。
所得税部門の職員のうち4名だけが裏方に回され、
1人は報告書の作成、2人はバイトのまとめ役だった。
遅くても6時までには帰っていく同僚を羨ましく思いながら眺め、
毎晩11時近くまで残業したものだった。
この時に、大変な思いをしたが、
(何せ、難しい問題は内外を問わず、すべて私に回ってくるので・・・)
非常に勉強になった。
昨年秋から、All About Profileの相談員を担当している。
昨年末、昔のことをふと思い出し、またやってみるかという気になった。
既に希望表には、「電話相談は希望しない」として出してあったので、
事務局に「やります」と電話したのだ。
割当表には、私の担当は2日間記されていた。
また、1日に5人程度の税理士の名前が出ているのを見て、
ほっとしたものだった。