参議院選挙が終わるのをまっていたかのように…

今、沖縄本島北部、東村高江でなにが起きているか・・・

どれほどの人が知っているだろう…


私だってエラそうなことは言えない。

映画「標的の村」で高江ヘリパッドと住民の阻止行動は知ってはいたが、常に状況を追っていたわけではない。

フリージャーナリストや発信してくれる市民の方の記録をみて、

160人の集落である高江に全国から機動隊500人

非暴力の市民に対して、首絞め、殴る蹴るのs暴行を知った。


★三上智恵の沖縄撮影日記

「高江大弾圧~臨界点を超えた政府の暴力~」

http://www.magazine9.jp/article/mikami/29564/


この日、7/22は、本土のマスコミのトップニュースは「ポケモンGO」

偶然だろうか?


これまでも沖縄のマスコミと本土のマスコミの違いは顕著だった。

マスコミの本来の役割である”権力の監視”放棄している。

それは、国民から見れば、知る権利を奪われていることになる。

国民に知らされないまま、恐怖政治が進んでいる。


日頃「テレビは見るな」くらいに、もうマスコミに頼るのはやめよう

ヘタに見ると洗脳される・・・と言いたいくらいなのだが、

悔しいけれど、ここはやはりマスコミの力は大きい。


5年前の官邸前金曜行動1万人をマスコミが無視した翌週

「原発再稼働反対」と集まった人々の”ひとり”と数えられるために

私も東京へ行った。

今回も「行かなきゃ」と思った。


高江の反対運動のリーダー的存在である山城ヒロジさんが

「民主主義最前線」という高江

「8/6多くの人に助けてもらわなければ止めることができない」呼びかけありました。

山城ヒロジさん この方の底抜けの明るさと心配りはすごい。
名古屋のOさんから預かってきたカンパを山城さんへお渡ししたら、とても喜んでくださいました。


そして、山本太郎議員もそのブログで「助けてください」と。

http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12185094837.html


私はせっかく行くなら必要とされているときに頭数になりたいと

「いざ鎌倉!」ならぬ「いざ高江!」と3日間だけですが高江へ行きました。


沖縄から、本土から1000人以上の人がやんばるの森に駆けつけたことで、8/9未明現在N1裏のテントは無事どころか、にぎわいの場所となっています。


そして、夜遅くまでオスプレイの爆音で眠れない子どもを見るに見かねて引越しを余儀なくされたという逸話もある、そのオスプレイの姿を見ることも、爆音を聞くこともなく、

機動隊の暴挙を目の当りにすることもなく帰ってきました。

残念といえば、残念ですが、多くの人が阻止行動に参加することで

オスプレイの飛行訓練も、機動隊の法律違反行為も止められるということだ。


8/6の高江集会の様子だけでなく、これまでの経緯を

TBS「報道特集」が8/7放映しました。

http://www.dailymotion.com/video/x4nivck _


今後ますます報道量が増えるように

TBS報道特集へ 「グッジョブ!!」とエールを送ろう!!
http ://www.tbs.co.jp/contact/


多くの人が、日本政府が国民を守るためと称して

国民を傷つける姿を知ることができるように


見守り弁護団の小口弁護士によれば、

N1ゲート裏はあと2日が山場とのこと。


そして8月末ごろ、G地区H地区の集団阻止呼びかけとなっている。

ぜひ、多くの方が”ひとり”と数えられるため、

やんばるの森のすばらしい自然を守るため、

民主主義を守るため、最前線高江へ駆けつけることを願っています。


ものすごい風と雨のスコール、かと思いきや、

満天の星空、天の川、星かと思ったら蛍・・・

やんばるの森林浴等々満喫してきました。


帰りの飛行機からエメラルドグリーンの沖縄の海だけでなく、

三重県のリアス式海岸のうつくしさに改めて

「なんと日本は美しいのだろう」と写真を撮るのも忘れて見惚れました。


この美しさ、なににも替えることができない自然のすばらしさを

地元の方が誇りに感じること、それを破壊する力にはなにを置いても抗うことは極めて当然のことだと今更ながら確信しました。

そして言うまでもないことですが、安心安全な暮らしが保障されることは憲法の基本。

沖縄にはその基本的人権もない状態がずっとずっと続いている。

それは、とりもなおさず、私たち本土の人間が沖縄を見下している。

無責任にもイヤなものを押し付けているのだということをひとりでも多くの方に気づいてほしい。


空港降りて、携帯電話の電源を入れるとメール受信

「たかえをまもれ!名古屋アクション」の写真いただきました。





短期高江住人となっていた私としては、遠い名古屋で高江オスプレイパッド建設反対の声をあげてくださっていると聞き、ホントにうれしかった。
現地でがんばっている方へのエールとしてとてもその効果は大きいとこれまた改めて実感したのでした。

                                    


おまけ… 

辺野古(キャンプシュワブ前テント)へもちょっとだけ寄らせていただきました。

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