乳癌と私2014 ①(自覚~癌告知まで) | お散歩の途中

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2014年6月30日、乳がん告知
2014年8月27日、エキスパンダーを入れた。
2015年2月25日、アナトミカルインプラント(しずく型)インプラントによる乳房再建完了。
東京在住 47歳、159㎝、49kg、Dカップ

6/16(月)

テレビ東京「主治医が見つかる診療所 癌スペシャル」を見ていた。

麻木久仁子さんが乳癌で手術をしたと放送していた。

放送終了後、入浴。

自分でも気になり石鹸で泡立てて乳房を触診。

右乳房にしこりが発見。1.5cmだな。

1cm超えると進行が早いと聞いたことがある。

気が動転。


6/17(火)

近所のレディースクリニックにてマンモグラフィ、エコー、細い針を刺しての細胞診断をした。

会社にはお腹が痛いとウソを言って休んだ。


6/21(土)

検査の結果を聞きに行った。大学病院を紹介された。悪性の可能性が高いとか。先生の見たては悪性だった。

夫に初めて話す。私より動揺している様子だ。

大学病院へは付き添ってもらう事にした。


6/23(月)

紹介された大学病院へ初診。しこり部分にボールペンほどの針を2度、刺して細胞を取った。

本当は3度刺すらしいのだが、気分が悪くなり、2度でOKとなった。

局部麻酔だった。

痛みはないが、鈍い感覚はあった。

いったん帰宅。

駅前で夫とランチ。

心が折れて、食欲なし。無理やり蕎麦を飲み込んだ。

午後から普通に会社へ行った。



6/30(月)

会社は終日休んだ。
この日も夫に付き添ってもらった。


腫瘍は悪性と診断(告知)

14mm 1個

9mm 2個

合計3個

ステージⅠとⅡの間

と診断された。


午後からいつも行ってる歯医者さんへ行った。

奥歯が欠けたのだ。

主治医から、手術前に歯の治療をしておいて下さい。との事だった。

感染症とかありますからね。と・・・。


いつも行ってる歯医者さんにも励みの言葉を貰った。

泣いた。

歯医者さんで泣くとは・・・。

冷静でいるつもりでも、気が動転しているんだと自覚する。


願かけをした。酒だち!!

赤ワイン(ポリフェノール)が良いらしいと聞いたが先生によると、アルコールはダメだそうだ。

酒はダメだ!

風邪は絶対ひかないぞ!

免疫が落ちる!


毎日、毎日お参りをした。

励ましてくれている家族、友人、知人、医師、看護師の方々。

前向きに生きると決意!



7/1(火)

会社の上司に経過と現状を話た。


毎日笑おう!

免疫力UPになる!

良い言葉(言霊)を話そう!

とにかく、前向き前向き!

と今日も心に言い聞かせた!


ニュースは一切見ない!

バラエティー番組中心の生活。

食生活にも気を配った。

りんご、トマトは毎日欠かさず!


インターネットで「癌」関係の記事は検索しない!


とにかく主治医との信頼関係のみとした。

よけいな情報は混乱のもとダ!


と決めて、規則正しい生活を送った。

親友と仲のイイ美容師には乳癌だと話、なぜか心が落ち着いた。

心配してくれている人がいるだけで、感謝で泣いた。