9月20日(金)
兵庫区役所2階の会議室で「兵庫区こどもの居場所研修会」があったので参加してきました。
今回は兵庫医科大学の花家先生が「発達障がいを持つ子どもへの関りと環境設定のヒント」と題した講義をしてくださいました。
近年、”発達障がい”という言葉をよく聞くようになりました。
思えば、昔から居たのですよ。
授業中、じっと座っていることができなくてウロウロする子とか、先生の言っていることを全く聞いていない子とか、クラスにひとりや二人はいました。
当時は、今から思えばものすごく寛容だったのか、大ざっぱだったのか、優しかったのか、緩かったのか・・・走り回っている子がいても特別大騒ぎもしなかったし、「その子はそんな子」という認識の元、何となく助け合って過ごしていた記憶があります。
いつから問題視されるようになったんだろ。
いつから”障がい”ってひとくくりにされるようになったんだろ。
「あの子は発達障がいなんだよ」って言っているその人には何の問題もないのかな?
困る、困らないの線引きはあるかもしれないけど、チェック項目にチェックを入れていったら、
”発達障がい”と言われている症状のどれかにチェックが入ると思わない?
こだわりがあるとか、待てができないとか、空気が読めないとか、いつもボンヤリしているとか・・・とかとかとか・・・
得意なこともあれば、苦手で絶対にできないこともあるだろうし。
何が言いたいかというとね・・・
”障がい”って枠に入れるのもいいかもやけど、その人のことを思いやるとか大切にするとかの気持ちを忘れないでね・・・って思ってしまうのよ。
私の偏見かもしれないけれど、”障がい”というラベルを貼った時点で「自分とは違う」って言い放っているような気がして仕方ないのです。
そんなに自分は凄くてエライ?
私は上から目線のような気がして”発達障がい”という言い方が嫌いなのです。
これは私の想いなので、私だけがイラッとすれば済む話ではあるのですが。
もちろん、社会的に”障がい”というラベルを貼った方がサポートしやすいこともあるでしょう。
それでもね・・・同じ人間なのに、仕分けされるってどうなん?と常々感じているのです。
なっちゃんがダウンちゃんだから”障がい”という言葉は聞きなれてもいるし、仕方のないことだと理解もしているし、それなりのサポートも頂けているので感謝もしているのですが。
何十年経っても違和感を感じている言葉でもあります。
”障がい”がある人とは生きている世界が違うと割り切っている人もいるかもしれませんが。
”障がい”があっても日々一生懸命に生きていることはみんな同じです。
逆に”障がい”がある人達の方が多い世界だったら?
私達が”普通”と思っている状況がとても生きにくいのかもしれません。
もっと優しくなろうよ。
もっと多めに見ようよ。
そんなにきっちりじゃなくてもいいやん?
みんなが心地よい空間はきっと作れる。
先生の講義を聴きながら、こんな全然違うことを考えていたという・・・(笑)
でも、先生のようにその”障がい”を研究して追求してくださる方がいるから、その人達との上手なつき合い方もわかってくるのですよね。
先日の研修会のレポートを書くつもりだったのに!
全然違う方向に気持ちが向いてしまいました。
今回の研修会のようなタイミングがあると普段はスルーしている課題にも正面から向き合うことができて良いです。
貴重な機会をありがとうございました!
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年9月28日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで