こんにちは。
巫(かんなぎ)の林紗妃です。

先日、神さまメッセージをお申し込みくださった方から、こんなご質問を頂きました。


いろんな地に菅原道真さんを祀っている神社がありますが、
どの地にいらっしゃる方も同じ菅原道真さん(窓口違うけど同じ人に繋がる感じ?)なのでしょうか?

それとも、各地で信仰されているうちに、その感じやタイプも異なってくるのでしょうか?
(Oさま)

確かに、道真さんが祀っている天満宮は各地にたくさんあります。
他にも、お稲荷さん八幡さまも全国に何万社ってあったりして・・・。

ただ、結論から言うと神社によって違うようですね。

わたしの大好きなスサノオさんとかは、行く先々で違うエネルギーを感じますし。
お稲荷さんとかも場所によって性格が異なるのかな、と思います。


では、道真さんの神社はどうか?


せっかくなのでご本人に聞いてみました☆


◆ということなんですが。

筆 ふむ・・・わたしの場合は全て同じと言っていいであろうな。

あ、そうなんだ。やっぱり人神だからでしょうか?
でも「火雷天神」ってなんか習合してるっぽいからどうなんだろう?

筆それは後で人が付け加えただけのものであって、わたしがその力を持っているわけではないな。

あーじゃあ広まってる「学問の神さま」のご神徳は全国共通で、どこに行っても変わらないっていう理解でいいですか?

筆 そうだな。わたしの場合は、さほど広い神徳を持っているわけではないからな。

一点特化型の老舗企業みたいな感じでしょうか。

筆 そういう言い方もあるのか・・・わかりやすくていいな。呉服屋みたいなものか。

そうそう。
着物に関するものはあるけど、洋装は別のところへ。・・・みたいな。

総合商社とかデパートではないですよねーイメージとして。

筆 昔は分業であったが、今はすべてを取り扱っているらしいからな。
神にもそれぞれ役目はあるが・・・わたしは成り行きで神になっただけで・・・

え。なんか言った?

筆 まぁ・・・これもまた役目なのだろうということで、全うしておるところだ。
わたしのところに辿りつくというか、そのように処理されるのは同じと言ったところだな。

道真さん自らが叶えるとは限らないけれど、道真商会の窓口としてはどこの神社も一緒ってことですね。

筆 そうだな。

あ、でもでもっ


◆各地でその感じやタイプも異なってくるか?

この点についてはどうでしょう?

筆それは同じではないだろうな。・・・が、たぶんどこも似ていると思う。

それはなぜ?

筆言葉では表現しにくいが・・・自分で言うのもなんだが、主に似るというか。

あぁ・・・
企業の体質によって似たような人が集まるみたいなもんですね。

筆そういうことだ。さして脈が広いわけではないからな。生真面目な堅物が多い。

うーん、道真さんはまじめだけど、カタブツではないような気が。

でも、憧れで入社して「この人みたいになりたい!」
って頑張ってる窓口さんがいっぱいいるってことですよね。
それは道真さんのお人柄ですね。

筆ときどき人の方からも派遣されてくるからなぁ・・・
ここら辺は神さま事情なんですが長くなるので今は割愛。
終焉を迎えたあとの人の魂がときどき・・・ということみたいです。


まま、全国にはミニ道真さんが各地で頑張っておられるということで。

筆そうだな。わたしも見に行くこともあるから、ぜひこれからも精進してほしい。




道真さん、ありがとうございました!

というわけで・・・答えは


天神社はどこに行ってもご神徳は変わらず、道真さんとよく似た窓口さんががんばってます。

でした。

わたしの見解からすると、ご神名はほぼ「会社名」のようなものかなぁという気がします。


会社名 → 菅原道真

事業内容 → 学問栄達・合格祈願


分霊・・・つまり

「神さまの御霊はいくらでも分けられて霊威が衰えることはない」

という概念もありますが、自然由来の神さまはともかくとして、どの神さまでも適用できるものではないかな?
と個人的には思っています。

っていうか普通に怖いよね。まったく同じ神さまエブリウェア。
ありがたいっていうかホラーだよ。


というわけで全国の受験生の皆さま、安心してお近くの天神社にお参りください。

あ、もちろん

努力しない人に効果はないですからね。

そんな人、あんまりいないと思うけどね?
むしろ根詰めすぎてぱっつぱつになってないか、心配だなぁ・・・。

寒くなったから、あったかくして風邪引かないようにね。


というわけで、今回はOさまからのご質問でした!

次回は「合格祈願の参拝法」について、道真さんにお話を聞きます。
楽しみにしていてくださいね!



9月の神さまメッセージ、テーマは「自分の広がりを実感して外に出す」
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