企画していたカシミヤの製品を、早くに仕上げてくださることになったので、お礼に工場へ行ってきました。
まずは、こちらの工場の4代目になる方のご紹介です。
笑顔さわやかな、イケメンでした
初代創業者は亡くなっておられますが、2代目の方は相談役としておられて、3代目が現社長、そして彼が後継者になる方だそうです。
「いえいえ、まだ僕が次の社長になるかどうかは、わかりません!」と、とっても謙虚です。
工場の心臓部とも言える、機械のコントロールルームで、網目の構成などパソコンで作っていました。
そう、おっしゃってくださいました。
「こちらこそ~です。撮影を許してくださって、本当にありがとうございます!!」
機械から、もう形になっているセーターなどが、編みあがってきています。
カシミヤは、編み上げてから、どう洗いをかけてそのやわらかさを
安定させるか、それが難しくて、一般の工場では手を出せないのです。
そのへんも、全部この工場の一角で、一貫作業せ行っています。
ソービングと乾燥の加減一つで、カシミヤの価値が変わってしまうのです。
こちらはリンキングのコーナーです。
こちらは、ボタンや、ネームラベルをつけてくださる縫製コーナーです。
縫製と仕上げ加工です。
熟練の方が、1着1着綺麗にサイズを確認して製品検査をしておられました。
ここでは、びっくりしたのですが、高級糸を使っているので、間違った編み目をほどいているのです。
袖を編み始めのところから、クリップに挟んで編み目をほどいていました。
ほどいた糸は、糸巻きに巻かれていました。
カシミヤなどを編んでいると、1着の糸代が○千円、○万円するので、こうして間違った部分はほどいてやり直さないと、廃棄にすると製品単価が上がってしまうとのことです。
ここまで見せてもらって、編上げ工賃が一般のウールの何倍もかかる意味がわかりました。
これだけ手をかけて、気をかけて細心の注意を払って作ってくださっているのですね!
駅前の広大な土地に、古くからの工場を構えている老舗でした。
貴賓室というのが、社長室の横にあり、見せてもらいました!
こんな古い織機がパネルで貼り付けられていました。
すご~く時代を感じた次第です。
また、ここでいろいろな製品を作ってもらえたら嬉しいです!!
こんなところで、生まれたカシミヤ製品は、今週の水曜日に、揃って出来上がってきそうです!!
また、2月13日午後2時から出させていただきますので、よろしくお願いします
できましたら、クリックよろしくお願いします!!