今回取り上げるのはEeLさん。
小柄でキュートな女性です。
僕がテクノポップイベントを組んでた時、2度程出演してもらいました。
今はEeLさんはロングヘアですが、かなり短くて、セシルカットの様なショートカットだった頃です。
テクノポップイベントを組んでたと言っても8~10年程前の事。
Perfumeが世間に受け入れられ、テクノポップという言葉が復活するよりずいぶん昔の事です。
テクノポップと言っても今流行っているものよりずいぶん尖ってて、ボーカルの後ろに流れている伴奏も、伴奏と言うより、(シンセサイザーのシーケンサーの)打ち込みで作ったメロディーやベースライン、他にもいろんな音源をブツ切りにして混ぜ合わせ、コラージュ風にエディット(編集)するというやり方で作られたものが多かったです。
その頃やっていたテクノイベントにはEeLさん(→Official Site)や、今ではすっかり有名になってしまったけどまだ無名だった頃のイラストレターの中村裕介さん(→Web Site)が自分のレーベルのABCレコードとして出演してくれたり、テクマキ・レコードをやっているアルジ・インフォメーションさんに出てもらったりと、今から考えたら超豪華なメンバーでやってましたね。
あの頃は、テクノポップが今みたいな形になるとは想像してなかったですけど、アイドル化して行く兆しはありました。
僕のやっていたイベントは、テクノポップのものだけでなく、ボサノバのもの、ジャズのもの、ポストミュージック(民族音楽的な環境音楽的な不思議なもの)、それらとライブペインティングや映像と組み合わせたものなど。
音と映像と空間デザインで異次元の空間を作り、皆でその異次元感覚を共同体験するというのは、とても刺激的でトリップ出来て、癖になってしまいます。
ここ暫くイベントをしていないので、そろそろ復活させようかな。