うなぎ……高いですよね~
でも、あの香ばしい甘辛のタレの香りが五感を刺激し、食べたくてしょうがなくなってしまいました!
土用の丑の頃は弁当屋もチェーン店も破格のうな丼を販売していたと思うのですが、どこにも見かけない!
しかし、うなぎ屋では高くついてしまうし……
スーパーを物色してみたところ、国産から輸入物まで様々なうなぎが陳列されていました。
ですが、一番安いものでも880円。
これを買うなら、国産のうなぎを秘伝のタレで食べられるうなぎ屋に行った方がどれだけいいでしょう。
そこで新宿界隈でお安いお店を探し、登亭さんに辿り着きました。
あ、この位置(甲州街道と明治通りの交差点)のうなぎ屋……、はるか昔、小学生の私が父親に連れられて初めて舌鼓を打った店ではないですか!
そんな想い出を心に秘めて訪問。
店構えがだいぶ変わってしまったようです。客席も1階だったと記憶しているのですが、2階にしかありません。
階段を上がってみると、まるで地方の自治体が運営しているレストランと見まごうチープさ。
ちょっと拍子抜けしましたが、お目当てのうな丼を早速オーダー。
うな丼 1300円
思っていた以上に小さなうなぎ……ちょっと淋しい。
うな重と比べれば破格に安い丼ですが、もうちょっと気張ってもヨカッタかな。
さて、一口。
出汁がしっかりしたタレですが、意外にサッパリ。甘過ぎず、辛過ぎず……
もっと濃厚なタレをイメージしていたので、私が渇望していた味ではありませんでした。
やっぱり日本人、ひいては江戸っ子、毎年欠かさずうなぎを堪能したいものですね!