保健所で最初に一報を受けてから最終的に全面禁止するまでに18日間も期間がかかって | 香りを感じる

保健所で最初に一報を受けてから最終的に全面禁止するまでに18日間も期間がかかって




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67人が角膜炎など感染=2人が入院、視力矯正手術で-東京・銀座の眼科 - IBTimes(アイビータイムズ)
 東京都中央区保健所は25日、「銀座眼科」(同区銀座、溝口朝雄院長)で角膜にレーザーを照射して視力を矯正する「レーシック手術」を受けた67人が感 染性角膜炎や結膜炎を発症したと発表した。このうち2人が入院しているが他は軽症という。同保健所は、手術などの際に使った医療器具の滅菌処理が不十分 だったことが原因とみて、詳しい経緯を調べている。
 同保健所によると、同眼科で昨年9月23日から今年1月17日までにレーシック手術を受けた患者639人のうち、18歳から66歳までの67人が昨年 10月から相次いで発症した。感染性角膜炎は視力の低下につながる危険性があるが、現段階で被害は確認できていないという。 
 保健所は、手術器具を消毒する高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)に不具合があったほか、施設全体の衛生管理にも問題があったとみている。銀座眼科によると、滅菌器は2006年8月の開院以来1度も点検しておらず、今年1月に交換したところ、患者発生が収まった。
 今月5日に千葉県内の医療機関から患者発生の連絡があり、同保健所が同眼科に立ち入り調査していた。
 レーシック手術は、目の表面にレーザーを照射して角膜の形を変え、視力を矯正する手術。15分程度と比較的短時間で終わり手軽なため、若者らを中心に受ける人が増えている。



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角膜にレーザーを照射するレーシック手術が行われた銀座眼科の手術室内と使用された医療器具。手術器具消毒器に不具合があったほか、施設全体の衛生管理にも問題があったという(25日、東京都中央区=代表撮影) 【時事通信社】



東京新聞:19歳女性『失明の恐れ』 近視手術感染症 銀座眼科衛生管理ずさん:社会(TOKYO Web):

同眼科で使用していた滅菌器は、別の医院から譲り受けた。開院した二〇〇六年八月以降、一度も点検していな かった。昨年九月に手術した患者が、角膜炎になった。溝口朝雄院長は感染症の疑いがあると認識したが、その後も手術を続けていた。溝口院長は「医師として 非常に問題があった。点検整備をきちんとしていなかったことは深く反省している」と述べた。

 今年一月に手術を受けた三十代の男性は「評判が良かったので受けた。三時間で終わった。院長からあまり説明はなかった」と話した。男性は手術後に目に炎症を起こし、地元の病院で治療を続けているという。



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銀座眼科で使われていた医療器具を滅菌する「オートクレーブ」の1台=25日、東京都中央区



銀座眼科、滅菌装置1台に不具合 保健所は土日も相談対応 - 47NEWS(よんななニュース):

 東京都中央区の銀座眼科(溝口朝雄院長)で近視矯正のレーシック手術を受けた患者が角膜炎などの感染症を発症した問題で、医療器具を滅菌する装置3台のうち、1台に不具合があることが27日、中央区保健所の検査で確認された。

 装置は手術に使う器具を高温、高圧で滅菌する「オートクレーブ」と呼ばれるもの。細菌のサンプルを装置に入れて作動させた結果、1台で滅菌処理が不十分だったことが確認された。溝口院長が3台のうちどの装置を使っていたかは今後、調べるという。

 保健所の調査で、銀座眼科では手術の際に看護師などがおらず、溝口院長が1人で行っていたことも判明。保健所は装置の不具合だけが感染症多発の原因とは考えておらず、衛生管理が総じてずさんだったとみている。

 保健所は28日と3月1日の両日、銀座眼科でレーシック手術を受けた人を対象に、健康に不安がないか電話で相談を受け付ける。電話番号は03(3541)5936





厚生労働省:平成21年2月27日付大臣会見概要:
(記者)

銀座眼科というところでレーシックの手術で感染症が大量に出ているのですけれども、保健所で最初に一報を受けてから最終的に全面禁止するまでに18 日間も期間がかかっていて、一回目の時に通報があって、それから二回目の通報があって初めて動き始めているのですけれどもこの点についてはどういうふう に。

(大臣)

ちょっと状況をもう少し詳しく調べてみたいと思いますが、迅速な対応ということで不備があったらまた指導し、今回東京都ですけれども、それから担当の区になると思いますけれど、それに必要な指導は与えたいと思っております。


ますぞえ要一事務所


レーシック手術で厚労次官会見 「調査踏まえて対応」 - 47NEWS(よんななニュース)

 東京都中央区の銀座眼 科で、レーザー光線を使って近視を矯正するレーシック手術を受けた患者67人が角膜炎などの感染症になった問題で、厚生労働省の江利川毅事務次官は26日 の記者会見で「(保健所などの)調査を踏まえて何らかの対応をしたいと思う」と対策に乗り出す考えを示した。

 江利川次官は「衛生管理で問題があったのではないか。(医療機関側の)初歩的な問題で、きちんと対応してもらうことが肝心」と指摘した。


厚生労働省:問い合わせ


 「自分の勝手な解釈ですが、感染症が起きるはずがないと思っていた」(銀座眼科 溝口朝雄 院長)


 「若干、初動対応が遅かったかなと」(中央区福祉保健部 斎藤裕文 部長)


東京・銀座の眼科でレーシックと呼ばれる目の手術を受けた患者が感染性角膜炎などに集団感染していた問題で、入院している19歳の女性は失明の可能性もあることが分かりました。また、地元保健所の対応の遅さを問う声も上がっています。
 東京・中央区の「銀座眼科」で、去年9月から今年1月にかけて、この手術を受けた患者67人が感染性角膜炎などにかかり2人が入院しています。そのうち、入院中の19歳の女性は失明の危険もあるということです。原因は施設のずさんな衛生管理でした。
 「自分の勝手な解釈ですが、感染症が起きるはずがないと思っていた」(銀座眼科 溝口朝雄 院長)
  手術用に使う消毒済みの器具と使用済みの器具を同じ場所に保管するなど、基本的な衛生管理が徹底されていませんでした。また、手術室に手洗い場がないた め、医師は診察室や他の患者が待つ待合室を通って手術室に入っていました。さらに、地元保健所の対応を問題視する声も上がっています。
 「若干、初動対応が遅かったかなと」(中央区福祉保健部 斎藤裕文 部長)
 中央区の保健所は、今月5日に「銀座眼科で4人が感染した」との報告を受けていたといいます。
 保健所は1週間後に問い合わせましたが、銀座眼科は「新たな発生はない」と回答したため、調査などは行われませんでした。
 結局、立ち入り検査で問題を把握し、診療が禁止されたのは最初の連絡から18日も後のことでした。
 厚生労働省では、「もう少し保健所が早く立ち入りを行えば実態が把握できた」と話しています。(26日17:46)

「「レーシック」で感染女性、失明の危険も」 News i - TBSの動画ニュースサイト:


2009-02-25

発症者のうち2人が入院、19歳の女性は失明の恐れがある重症 東京都中央区の銀座眼科 溝口朝雄院長


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溝口朝雄(みぞぐちともお)
    1989年 産業医科大学卒業
    1989年 自治医科大学眼科学教室入局
    2002年 東京医科大学眼科助手
    2005年 溝口眼科北浦和院長
    2006年8月より銀座眼科院長になる


 
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銀座眼科



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 専用電話 03-3545-1875


病院そのものがずさん。(石原都知事)

FNNニュース: 銀座眼科レーシック手術集団感染 中央区保健所、当面の間の診療禁止を通達

 
舛添 要一 自民 比例 TEL 03(3508)8219. FAX  03(5512)2219

東海林文夫・中央区保健所長

ウッズや松坂も経験「レーシック」効果と“闇” zakzak

溝口院長は、昨年9月23日に1例目の角膜炎患者が発生した後も「原因を特定するのに試行錯誤」しながら手術を続け、結果的に被害を拡大させた。今 年1月、手術器具の滅菌に使う機器を交換したことで被害は収まったが、機器は2006年8月の開院以来、一度も点検していなかったという。

 医療ジャーナリストの松井宏夫氏は「レーシック手術自体は何十年も前から続いており、すでに確立された治療法。今回は滅菌が不十分だったという、同院特有の問題」と語る。