介護サービス事業 虚偽報告や不正申請 カルミックス 坂本元美社長 坂本理恵  | 香りを感じる

介護サービス事業 虚偽報告や不正申請 カルミックス 坂本元美社長 坂本理恵 

虚偽報告や不正申請 県、介護事業者の指定取り消し
MSN産経ニュース - 2007年12月5日
茨城県は5日、介護サービス事業を展開する「カルミックス」(土浦市、坂本元美社長)が運営する4事業所について、虚偽報告や不正申請などがあったとして、訪問介護 ...


介護8事業の指定取り消し

県が1億6000万円の返還請求へ 県 長寿福祉課は5日、土浦市荒川沖の介護保険事業者「カルミックス」(坂本元美社長)が経営する4事業所の4事業と、坂本社長の娘が経営する「愛」(坂本理 恵社長)の2事業所の4事業について、不正な指定申請や虚偽報告、介護報酬の不正請求があったとして、同日付で6事業所の8事業を取り消し処分としたと発 表した。不正申請による1億6000万円について、返還を求める方針。

「カルミックス」は、介護事業者としての職員配置基準を満たしていなかったにもかかわらず、同社経営のグループ事業所に勤務しているケアマネージャーの名 義を借りて、別の事業所の管理者やサービス提供責任者にするなど職員を水増し配置し、基準を満たしているように見せかけるなどした。偽装の手口は女性職員 の旧姓を使用するなど、書類審査だけでは見抜けないような手の込んだものだったという。

「愛」の理恵社長は現在大学生で、経営にはかかわっておらず、坂本社長が実質経営していた。利用者が減り、8月から営業を休止していたにもかかわらず、訪問介護を行ったように記録を偽造し、サービス費用を不正請求していた。

不正申請に対しては、事業所の指定時にさかのぼって全額返還を求めていく方針。カルミックスの不正申請額は約1億4000万円、愛は約2000万円にのぼる見通し。

県は「倫理観が欠如したかなりひどい内容。今回の監査で不正の手口がわかったので、県内の他の指定事業所に対しても、苦情の電話などが寄せられた場合、確 度の高いものは監査に当たりたい」とした。今回の不正請求に対しては、警察に告発することも含めて協議をしているという。

5日付で取消処分を受けたのは、カルミックスの「荒川沖デイサービスセンター」の通所介護、「取手指定居宅介護支援事業所」の居宅介護支援、「指定訪問介護事業所藤代介護サービス」の訪問介護、「藤代デイサービスセンター」の通所介護事業。

愛の「ヘルパーステーション愛」と「デイサービスセンター愛」(いずれも土浦市荒川沖)の訪問介護と介護予防訪問介護事業など。 利用者と職員は、他事業所に移る見通しだという。  


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荒川沖介護サービス 029-843-8451 茨城県土浦市中荒川沖町7-21-201