厚労省元局長「告知が目的でなかった」 宮島彰 | 香りを感じる

厚労省元局長「告知が目的でなかった」 宮島彰


 製薬会社から副作用の報告が提出された2002年当時、事実関係を調査する陣頭指揮をとっていた厚生労働省の宮島彰 元医薬局長が、JNNの単独インタビューに答えました。

 「こちらは基本的に、当時のメーカーの対応なり行政の対応なり、フィブリノゲンの問題を通じてどうだったのかという事実を解明することを目的として、調 査をしてきた。『検査を受ける』とか『干渉する』とか、そういうことを目的に入れていない」(厚生労働省、宮島彰 元医薬局長)

 現在、薬の副作用対策を担う独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」のトップに就任している宮島彰元局長ですが、当時の状況をこのように述べ、個別の患者に告知することを目的に調査を行っていなかったことを明らかにしました。

 「そういうもの(個人名)が本当にあったのかと、正直びっくりしたんですけど」(厚生労働省、宮島彰 元医薬局長)

 また、資料に個人名などがあったことについては「記憶にない」と述べたうえ、厚生労働省の当時の対応について、「肝炎については全国的に国民に検査や受診をを呼びかけていた。それなりに精一杯やったと思う」と話しました。(22日17:21)

厚労省元局長「告知が目的でなかった」





「告知が目的でなかった」
厚労省元医薬局長 宮島彰



 「こちらは基本的に、当時のメーカーの対応なり行政の対応なり、フィブリノゲンの問題を通じてどうだったのかという事実を解明することを目的として、調査をしてきた。『検査を受ける』とか『干渉する』とか、そういうことを目的に入れていない」(厚生労働省、宮島彰 元医薬局長)  現在、薬の副作用対策を担う独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」のトップに就任している宮島彰元局長ですが、当時の状況をこのように述べ、個別の患者に告知することを目的に調査を行っていなかったことを明らかにしました。  「そういうもの(個人名)が本当にあったのかと、正直びっくりしたんですけど」(厚生労働省、宮島彰 元医薬局長)  また、資料に個人名などがあったことについては「記憶にない」と述べたうえ、厚生労働省の当時の対応について、「肝炎については全国的に国民に検査や受診をを呼びかけていた。それなりに精一杯やったと思う」と話しました。(22日17:21)
[ 22日19時21分 ]



JNN(TBS系)




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医薬品医療機器総合機構




miyajima-akira@pmda.go.jp


製薬会社、197人の氏名把握=うち40人は住所も-薬害肝炎問題で厚労相

10月22日22時2分配信 時事通信


 汚染された血液製剤フィブリノゲンによる薬害肝炎問題で、製造販売元の旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)が、2002年に厚生労働省に報告した 418人の感染者のうち、197人の氏名を把握していたことが22日、分かった。そのうち40人は住所も把握していた。同社が同日、厚労省に報告した。
 舛添要一厚労相は同日、同社の葉山夏樹社長らを呼び、報告を受けた。その後の記者会見で「(厚労省が把握している)2人と197人の乖離(かいり)はあ まりに大きい。私自身驚いている」と述べ、投薬された人が分かり次第、本人のプライバシーに配慮し、連絡するよう同社に指示した。これを受け、葉山社長は 「誠実、迅速に対応したい」と話した。 

最終更新:10月22日22時2分







平成15年 再就職状況の公表について


フィブリノゲン製剤納入医療機関

平成16年12月9日、厚生労働省は、昭和55年(1980年)以後のフィブリノゲン製剤を納入した7,036件の医療機関名を公表しました。

昭和55年(1980年)から平成6年(にかけて公表された納入医療機関において、出血を伴う出産、手術などを受けられた方は、フィブリノゲン製剤を投与され、C型肝炎に感染された危険性があります。

納入医療機関名は、次の要領で本HPから確認することが可能です。




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