NHK問題 | 香りを感じる

NHK問題

 
【不払いと未契約の実態】
 放送法では、テレビを所有する者にNHKとの受信契約を義務付けているが、罰則規定はない。受信料の支払い義務に関しては、法とは別の「受信規約」にし か規定されていないため、不祥事以前から、(1)テレビを持っていても、NHKと契約しない(未契約)(2)契約はするが、未納・滞納を繰り返す(不払 い)――が常態化していた。
 別表の通り、一昨年7月以降、「不祥事の続発」を理由に不払いを決め込んだ件数はうなぎのぼりで、昨年末のピーク時には130万件近くに及んだ。
 その後、やや改善したが、現在も112万件(9月末)を数える。これに、以前からの不払い者や滞納者を加えると、全体で約400万件が契約しながら受信料を支払っていない。
 さらに、未契約者も推定で989万件(3月末)とされ、少なくともテレビを持つ人・事業所の3割が受信料を支払っていない。


主な不祥事(発覚)と受信料支払い拒否者数

04年7月 ★元チーフプロデューサーの番組制作費着服5000万円
  9月 ★海老沢会長(当時)の国会参考人招致を中継せず
  同月末 3万1000件
  10月末 6万6000件
  11月末 11万3000件
05年1月末 39万7000件
  2月 ★シンガポール支局でカメラマン報酬を水増し800万円
  同月末 56万件
  3月末 74万7000件
  5月 ★CG担当者が架空外注で制作費を着服を公表470万円
  同月末 97万件
  7月 ★朝日新聞が「女性国際戦犯法廷問題」を報道
  同月末117万1000件
  9月末127万件
  11月 ★大津放送局の記者が放火で逮捕
  同月末128万件
06年1月末125万件
  3月末119万8000件
  4月 ★スポーツチーフプロデューサーのカラ出張着服1700万円
  5月末118万1000件
  7月 ★大阪放送局の地域スタッフから個人情報223件流出
  同月末115万2000件
  9月末112万
  10月 ★富山放送局長が万引5000円



夕刊フジBLOG




不払い以外にそもそも契約をしていない未契約者が10000000件もあることに驚いた。
契約をしてしまった人も続々と放送受信機廃止届を出しているらしい。
国民の強い監視の下、NHK改革がよりすすむことを歓迎する。