昨日ダンス場当たりしました。 | 望月六郎的日記『中年勃起』

昨日ダンス場当たりしました。

8月16日

 

終戦記念日。で旧盆。

 

感慨深い夏の日です。

 

僕らは毎年小屋入りの頃。

 

お盆明けの公演が定番となりました。

 

12時新小岩稽古場集合…通し稽古を行いました。

 

劇版の音楽も次々届いていい感じ。

 

役者もグッと引き締まります。

 

 

3時半終了。で移動。

 

5時東洋館劇場in。

 

ダンス場当たり、照明が入ってなんともいい。

 

8時より、1幕の場当たり。

 

10時30分終了。

 

11時45分帰宅。

 

二匹の猫、ご機嫌ななめ。

 

毎年二回主人が、夫婦共々遅くに帰宅。

 

忘れているのか、覚えられないか、諦めているか。

 

芝居は家族にだけではなく、飼い猫にも影響を与えています。

 

1幕2場…今回問題の場でもあった。

 

僕としては自信あったけど、不安もあった。

 

20分間の刃傷劇。

 

明治時代にあったかもしれない世話物のです。

 

人が人を殺す。心中ってはたから見たらこんな感じか、

 

今も時折、押しかけて昔の恋人を殺しちゃう人もいる。

 

日本人はやっぱり刃物で、やることもメンタリティーも

 

江戸時代からそんなに変わらないかもしれない。

 

照明と音楽と効果音と、何より劇場の力もあって素晴らしい場面になった。

 

東洋館は日本式劇場で高座…舞台が高い。

 

かつてのストリップ劇場のなのこりで女性が綺麗に見えるのだが

 

効力はそれだけではなかった。

 

男もかっこいい。

 

落語も高座だし、歌舞伎の舞台も高い。

 

そのど真ん中で演じる男は大きく見える。

 

川又崇巧演じる甚八の悲しさが伝わるいい仕上がりに

 

座長丸山が思わず

 

『かっこいい』

 

と漏らしてました。

 

自信はあったが確信とまではいかず、

 

稽古場ではなかなか芝居がまとまりきらなかった。

 

観ている方も演ってる方もきっと不安があったかもしれない。

 

演出の僕がどっかりしているばいいのだが

 

不安は隠しきれず、みんなには随分迷惑かけたかな。

 

しかし、昨日の場当たりで一転、自信満々。

 

素晴らしいですぜ。

 

1幕クライマックスは時間切れで出来ずじまい。

 

しかし、大いに順調です。

 

今日も5時に入館。

 

5時45分から1幕場当たりののこり。

 

7時ごろから2幕場当たり。

 

10時半に終了できたら万々歳だ。

 

東洋館前に飾る看板は毎回僕が書いている。

 

広告板に妻と一緒に貼り付けたりしているのだが

 

2時間ぐらいかかるそれなりの労作だ。

 

ケント紙に筆で文字を書くのだがそのケント紙が手に入らない。

 

近所の小学校前文具店はお盆の休み。

 

ここのところ利用してた浅草の文具店は今年からケント紙全紙

 

扱うのやめたそうです。

 

インターネットで調べるもどこも不発。

 

結局これから銀座の伊東屋に行ってまいります。

 

帰宅後一人で酒を飲む。

 

役者じゃないから芝居はしないが頭は動かして興奮しているから簡単には寝付けないのだ。

 

2時半、酔っ払って布団に入る。

 

7時起床。

 

なんとなく眠いが、この調子が楽日まで続きます。

 

俳優陣はもっと大変だけど、僕と妻は最年長ですから

 

それなりにハードだ。

 

いつまでやれるかな?

 

それじゃあ。