人生最大の苦難に向き合っている君へ・・・・

思い出せば、ままごとの様な若い夫婦の新婚生活だった。


どこにでもある可愛い夫婦だったのだと思う。



今振り返る。




君と暮らした日々はそんなに最悪なものだったのだろうか・・・・・・


いや




ずっと君が悪かったんだと、自分を正当化して過去を押し流してきた自分がいる。




君の病気を知って、僕は記憶を遡ぼる作業を続けた。

事の原因は、ほんの小さなことだった。


ある日の君の言葉の意味することを、僕は違う意味に勘違いして君と距離を取ってしまった。



無言のままで過ごした８年間・・・・・



今、僕はあの頃の想い出をもう一度しっかりと心に刻む。





今なら言える。



今さら何の意味も成さないのは判っているさ。


でも、伝えたいんだ！



君と暮らした日々は決して僕にとって空白な無駄なな月日ではなかったと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






僕がダメ男だった。