今朝見てしまった後藤さんの動画がずっと頭から離れない。

確かに残虐非道な行為であり強い怒りと悲しみを感じた。


しかし、イスラム国を生んだのは、

殺し合いの歴史や先進国の貪欲慢心だということを忘れてはならない。

いわば彼等は我々が無視してきた我々自身のダークサイドなのだと。

殺し合いは殺し合いを生む(相互報復)ことを決して忘れてはならない。



【 紛争 → 武器商人(死の商人)→ 裏で国が加担 → テロ組織 】 


武器の取引、20年前はアフリカ、今は中東。 

日本は武器の輸出を厳しく制限していた。

が・・・・・・安倍政権で、ついに日本も武器の輸出に本腰。



戦闘が終結しても武器は消えない!

人は死んでも武器は死なない!

武器は誰かの手に渡り、人を殺し続ける!



今まで、日本が世界に向けて唯一誇れるものは何だったのだろう!



そこんとこ、よ~く考えた方がいい!



後藤さんの人質となってしまったどの写真の表情も、

何かとても強い彼の意志を感じていたのは僕だけだろうか。

彼は私たちに何を訴えようとしていたのだろうか。



殺し合いを解決法とせず、平和的解決に向けて努め続けること。

戦争に向かわせる国にしないことさせないこと。

二度とこのような被害者を出さないように全力を尽くすこと。



それが後藤さんと湯川さんが自らの身をもって、

私たちに伝えようとしている声なきメッセージではないだろうか。


心に刻むべきは、怒りでもなく恨みでもなく・・・・・・・・・・

怒り憎しみの連鎖を断ち切り流れを変える努力を続けること、

殺し合いの無い世界を心に強く念じ続けることではないだろうか。



私たちは彼等の死を決して無駄にしてはならない。