ROBERT MITCHELL LIVE | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

ようやく
会場
VOLTEXに到着。

間に合いました(笑)。
観る方も遅れれば
やる方も遅れてる?
流石、
ロンドン・タイムです。

そして
ドラマーのRICHARDに再会。

めちゃめちゃ驚いてました。
「なんでシューヤがいるの???」
と。

彼は、
JOSE JAMESや
MARK DE CLIVE-LOWEと
日本に来ては
ルームにも
顔を出してくれてます。

場内
凄い熱気。

雑誌STRAIGHT NO CHASERの
編集長だった
PAUL BRADSHAWにも久々に会いました。

いよいよ
ライブが始まります。

編成は
トリオ。

ちなみに
何故かGILLESは
最近
トリオものに
ハマっているらしいです。

彼は
ステージのど真ん前。
かぶりつき状態で
ライブを観ています。

結論から先に言っちゃうと

本当に
感動しました。

演奏もさる事ながら
オーディエンスの反応に。

松浦君も言ってたんですが、
やっぱり
ロンドンは
日本と違います。

全然
踊れるジャズじゃないんですよ。

ディープにして
ビューテフル!!!

それでも、
もの凄い
歓声と拍手なんです。

ロック・コンサート並み!
ってのは言い過ぎか(笑)。

それは、
お世辞とか
脅迫観念なんかではなく、
本当に
心から
オーディエンスガ
演奏を
楽しんだ事の
証である
ピュアな反応。

会場の

雰囲気が違う。

演奏中の
息を呑む静けさと
割れんばかりの拍手と
恥ずかしくて普通は出せない
ヴォリュームの歓声の
コントラストが
観客の
集中力と
理解度を示しています。

ROBERT MITCHELL

RICHARDも
ベースの
TOM MASONも
素晴らしかった。

知的にしてファンキー。
メロディアスにして
アブストラクト。

緩急の付け方が
実にドラマチックで
ストーリーの作り方が
幻想的でもある。

アメイジング!!!
と言わざるを得ません。

それは
お客さん達に対しても。

ジャズが
根付いているんです。

ハイプでも
ステイタスでもなく。

20年前に
ロンドンで
踊れるジャズに
衝撃を受けた僕だけれど、
この日は
踊れないジャズと
それを支える
ロンドンの人々の
ジャズに対する愛情に
心を打たれました。

しかも
ちゃんと
クラブの感覚を通過してるんですよね。
ドラミングや
選曲に
ありありとその様が伺えました。

何と
GILLESが
ROBERT MITCHELLにカバーを勧めたのが
MASSIVE ATTACKの
TEARDROP。

鳥肌立ちますよ。

DRUMLESSONの
STRINGS OF LIFEに匹敵する
クラブ・・ミュージックの
ジャズ・カバー。

アルバム、
『THE GREATER GOOD』
にも収録されてるので
要注目です。

帰りに
GILLESに改めて
お礼を。

こんなに
素晴らしい
ライブに誘ってくれて。

彼は
僕の手を握りしめ
頷くように
こう言いました。































「ナイス・ヘア・カット!」

なんでやねん!!!