子宮体癌~温存治療して妊娠・出産へ~

子宮体癌~温存治療して妊娠・出産へ~

結婚3年目の33歳の時、子供の居ない私が子宮体癌になった。
子宮を取らず温存治療後、無事に妊娠・出産することができました。

Amebaでブログを始めよう!
久々の投稿。

子宮と卵巣の全摘手術から3年3ヵ月が経ちました。

ずっと継続して3ヵ月毎に血液検査と細胞診の検査は行っていました。
3年という事で胸部、腹部のCTによる画像診断を受け、結果は『再発転移を認めません』との事でホッとしています。

子宮からの転移があった場合、まずは近くのリンパや肺などに転移する場合が多い。その可能性を探るために胸部腹部のCTを撮るとの説明でした。


2012年と2014年に生まれた二人の息子も元気に育ってくれています。現在1年生と幼稚園の年少さん。

私の体調も安定していて、とくに目立った更年期の症状はないけれど、疲れやすいのはあるかな。でもこれは加齢なのかもしれない。。。




今年は健康のために運動の継続を!と意気込んでいた矢先、1月末に、転んで足首を骨折。手術と入院を強いられてしまった。まだ、両足で立つこともできず、家にこもり、松葉杖の生活。運動どころではない。足首が動くようリハビリの日々。痛いし状態も一進一退でイヤになる。
子ども達は「早く良くなってね」「治ったらキャンプと釣りに行こうね」と私の足が元に戻るのを待っている。どのくらいで歩けるようになるのか、子どもと一緒に公園でサッカーもできるようになるのか、とか不安ばかりだ。


この先の人生は、病気やケガの少ない人生でありたいと心から思うのです。

気づけば術後1年5ヶ月が経過。

久々にブログを書きます。

 

順調に回復し、想像していたほどの更年期の症状も無いと思っていたのですが、ここ最近、なんだかちょっと、しんどいです。

 

術後は3ヶ月に一度は定期検診を受けていて、その結果は心配の無い数値ばかりで安心はしているのですが。

 

更年期の症状なのか、色んなストレスなのか、イライラが半端なく

旦那や子供に当たり散らしては反省する日々・・・

術後は暑さに弱くバテやすくなり、これからの季節が心配でもあり。

疲れやすく、最近は時間さえあれば昼寝ばかりしています。

 

体がだるい・・・

スッキリしない・・・

5才と2才の男の子の母であり、

もっとパワフルに動きたいのに。

 

しんどい、しんどい、しんどい、、、

 

いつか、こんな時期もあったなぁ・・・って思い返した時には

スッキリ軽快に生活している自分が居る事を願う。

 

 

 

 

 

早くも術後1ヶ月が経過しました。


普通に生活する分には痛みはほとんどありません。

重いものを持ったり、体を反ったりすると痛む事もあります。



傷口ですが、私の場合、横切りで手術してもらっています。

通常の摘出手術は、お臍の下あたりから縦切りするそうですが、

私は帝王切開で下腹部に横切りの傷があり、できるなら、

その傷を使ってもらいたい旨を事前に伝えていたので、検討してくれて、

同じところを切ってもらいました。

リンパを残す手術だったから可能になった事です。

リンパまで摘出する場合は縦切りでお臍の上まで切ると説明されました。


傷口の周辺は、まだ感覚が無く、触ると固くて、表面もデコボコしています。

これは、元に戻るまで数ヶ月かかると言われました。


心配していた更年期ですが、今のところ症状は何も出ていないように思います。




先日、術後1ヶ月の検診と、摘出した臓器の病理検査の結果を聞いてきました。

結果、小さな子宮筋腫があったとのこと。

あとは、内膜が固くなっている部分がありました。

これはホルモン治療と内膜掻爬を繰り返した影響だと思われるそうです。

いずれも、癌とは無関係のものだそうです。

それ以外は、通常の健康な状態でしたので、

これで、子宮体癌の治療としては完結です


万が一、癌細胞が残っていたら、抗がん剤治療と言われていたので、

結果を聞くまでの1ヶ月は、どっちに転ぶか不安でした。

先生にそう言ってもらえてホッとした気持ちで帰ってくる事ができました。




これで、私の子宮体癌との戦いが終了したのかな。

5年8ヶ月。

長かったな。。。




これにて、治療が終了したので、ブログの更新が今まで以上に減るかと思います。

なにかあった時には、ここで報告していきたいと思っています。

今も治療中の方、妊娠待ちの方、

同じ病気と闘う方が、良い方向に向かう事ができますように☆彡


随分と遅くなりましたが、手術レポです。

予定通り、一週間ほどで退院しておりました。。。




11月13日(金)朝8時過ぎに病室を出て手術室に向いました。

朝一番のオペです。


手術室に入る前に沢山の看護師さんやら麻酔科医さんと手術内容の確認などを行い、

手術室に入り、点滴やら血圧計やら色んなものを体に付けられました。

背中をギューっと丸めて、背中から痛み止めの麻酔を刺されます。

仰向けになり、だんだん、すぐに意識は遠のいていきました。


麻酔は全身麻酔です。

筋弛緩剤を使うので横隔膜の筋肉も動かなくなるため、自発的な呼吸ができなくなるそうです。

そのため、人工呼吸器を口から喉の奥に挿管して呼吸の手助けをするとの説明を事前に受けていました。

これは、意識が無くなった後の事なので、装着から外すのも含め、知らないうちに行われました。


意識が戻った時には当然、手術は終わっていて、

病室に戻ってから家族に対面しました。

9時からの手術、終わって回復室で休んでから病室に戻ってきたのは12時前だったように思います。



摘出した子宮と卵巣は、術後、旦那と対面したそうです。

先生が術中の説明をしながら見せてくれたそうです。

手術内容は、全て予定通りでした。

『子宮全摘術+両側付属器切除術』

出血量も想定範囲内で輸血無し。

目視で観察する分には、病変は見られず、健康な臓器だったとの事です。



術後しばらくは麻酔の副作用で何度も吐き気に襲われ、やっと元気になってきたのは翌日の午後でした。

できれば、手術翌日には歩行を始めると言われていたのですが、ベット脇に立つのが精一杯で、

この日も一日中ベットの上で過ごしました。

手術の翌々日の午前中から歩行開始。食事もこの日の昼食から開始になりました。

流動食⇒3分粥⇒5分粥⇒全粥⇒やっと普通食



術後、翌日くらいまでは背中から痛み止が入っていたので、

痛みは全くと言っていいほど感じませんでしたが、それが切れた途端

結構な痛みを感じるようになりました。

ベッドで横になって寝ている分には大丈夫ですが、動いたり、咳やくしゃみ、笑うなど

腹筋をつかう動作は痛くて痛くて恐ろしかった。。。。。。

でも、確実に日に日に痛みが軽減していくので、回復しているんだなぁ~ってのが
わかる分、安心もしてました。


今は術後3週間が経ち、痛みはほぼありません。

更年期の症状も、まだ出ていません。


後日、摘出した臓器の病理検査の結果を聞きに行きます。

今月中にアップする予定です。






明日、予定していた手術を受けます。


今日は、これから長男を幼稚園に送って、

それから病院へ。入院してきます。


いよいよ、この時が来たなって感じです。

やっぱりちょっと緊張してます。


入院も長いし(約一週間)、私は憂鬱なのです。

なのに旦那はなぜか嬉しそう。。。

「これで、スッキリするからねっ」と言っている。

ずっと一緒に病気と闘ってくれた旦那は、

私以上に辛かったんだと思うんです。

心配事が減り、私が今より安心して

生活できるようになることを

喜んでくれているようだ。

だけど、術後の私はきっとしんどいぞ。

臓器がなくなるってどんなだろう。。。

帝王切開よりも辛いかな。。。





年内に手術をするって決めたのは7月でした。

それから、MRIを撮ったり、内膜掻爬術も受けました。

どちらも今のところ、問題は無いみたいだったので、

手術の日程は私の希望を通してもらって、

幼稚園の行事が何も無い時期を選びました。


長男には、手術が決まった時から、

「今度、お母さん病院にお泊りするからね」と

何度も言い聞かせてきました。

最初は「いやだ、さみしいよう」と言っていたけど、

最近は理解を示してくれています。

「がんばるから大丈夫だよ」と言ってくれるようになりました。

「お母さんが寂しいから病院に行ってあげるよ」と

お兄ちゃんらしい発言もでてきてます。

なんとか一週間、頑張って乗り切ってくれますように。

お母さんも頑張るからね。


無事に退院できた時には

手術の経過を書いていこうと思います。




早くも寛解から5年が経ちました。



2010年の春、子宮体がんのstageⅠa期、grade2で発見されました。

これは標準治療は全摘出でした。

私の強い挙児希望により、条件付きでホルモン療法を行なってくれることになり、

順調に治療が進み寛解。その後は二人のかわいい息子を授かる事ができました。


癌は初期で見つかったけど 『grade1と2では全然違う』と

説明されてきました。私の場合は再発率が高いと。


これまで再発せずにきているのもあり、いつかは手術しなければ、とは

思っていても、小さな子供を置いての入院に、すぐ「はい」とは言えずにいました。


今年、担当医が代わり、以前お世話になったことのある先生とも再会し、

二人の先生に後押しされました。

・再発が見つかった時に初期で発見されるとは限らない。

・そうなった時には抗がん剤治療が必要になったり、入院が長引く事だってある。

・小さい子供がいるからこそ、私が長く生きられる選択をした方が良い。

・本来は癌が見つかった時点で取るはずのものだった。


先生方は、私を説得するように、このような説明をしてくれました。




そして手術をすることに決めました!

予定術式は、『子宮全摘術+両側付属器切除術』です。

リンパ節は残してもらうことにしました。


本当は卵巣一つでも残せたら良かったけど、少しでも今後のリスクを少なく

するためには仕方ない。

更年期障害や骨粗鬆症。。。

いろんな不安はあるけど、閉経期には皆が通る道ですから

年齢的に、ほんの少々早い気もしますが覚悟します!


術日は来月です。

近くなったら、また更新したいと思います。


現在6ヶ月の次男はまだ授乳期であります。


子宮内膜掻爬術は全身麻酔なので、術後24時間は授乳ができない!


これを言われ、納得しきれていないまま術日を決定したのですが。

やっぱり納得できなくて。


時間がたてば経つほど悩む時間が増えていきました。


今のタイミングでやらなきゃいけない?

産後まだ生理もきてないのに?

半年以内に断乳予定なんだけどなぁ。。



そんなんで、もう一度、主治医に相談してきました。


もう一度先生と話して、先生が今のタイミングがベストだと

言うなら納得しようと決めていたのに、先生ってば、


「じゃぁ、断乳してからにしようか」とあっさり。


正直、先生方もわからないのだと。



とりあえず、今回の件は私の希望を通してもらえたので、

今月の掻爬術はキャンセルしました。

その後は、

夏頃、断乳予定。

その後、生理がきてから内膜掻爬術。

の予定です。


今回、先生と色々話して、改めて感じました、近年増えてきているとはいえ、

若年性子宮体癌はまだまだデータがないのだと。




この春より、長男は幼稚園に通いはじめます。

次男は離乳食が始まりました。

子供の成長は本当に早いなぁと感じてます。



















3ヶ月ぶりの子宮体がんの検査。


結果は無事クリアできました。



予防的摘出を行うかどうかについて、

院内で話し合ってくれたようですが、

先生方もかなり悩まれたようです。


もともと子宮体がんが見つかった時、

ステージⅠa期

グレード2

で発見されました。


この状況での基本治療は子宮全摘出です。


私の強い妊娠希望により、条件付きでホルモン治療をしてくれることになり、

幸い、2人の子宝に恵まれることができました。


子宮体がん寛解後に妊娠・出産した後の治療については

現在決まりがないようです。

もともとイレギュラーな治療をしているので、なおさら決まりは無いのです。


そこで、先生達の出した答えは、

まず、子宮内膜掻爬を行う。

その結果と、一番初めに癌細胞が見つかった時のデータを比べてみて、

摘出するのかどうかを改めて考えるという結論に達したそうです。



3月後半に、子宮内膜掻爬術をすることになりました。


これで7回目になるのかな。。。

何回やっても慣れるという事はないけど、この手術を受ける回数としては

かなりベテランの域ではないのかな。。。(^_^;)

また頑張ってきます。





今現在の私の気持ちとしては、まだ小さな子供達を育てる自分の体調を考えると、

やっぱり、摘出しなくて済むなら残しておきたいと思ってます。

摘出後の自分の体調は想像がつきません。

掻爬の結果どうなるだろうか。



産後1ヶ月検診は母子共に無事に済みました。

息子の体重も十分増えていて、何も指摘されずに帰ってこられました。


私の方は、出産時に出た胎盤を病理検査にだしていたのですが、

悪いものは検出されず、一安心でした。


産後1ヶ月が過ぎ、エコーでの様子を見て先生は「少し内膜が厚ぼったいような気もするけど・・・

まぁ結果を待ってみましょう。」と言いながら、産後初の子宮頚がんと体がんの検査をしました。


結果は両方とも問題なく。


次回は来年の2月に検査をします。


2人の子宝に恵まれた今、これ以上の妊娠は望んではいないので、

予防的に子宮摘出を行うかどうか。。。

次回の通院時より主治医と相談しながら決めていくことになりそうです。


これに関しては決まりがなく、先生によって意見が違うそうなので、

院内で先生たちがカンファレンスを行ってくれるそうです。


再発前に摘出して安心して生活していきたい気もする。。。

でも子供たちを置いて入院はしたくない。。。

摘出するなら、卵巣は一つでも残せるのかどうか。。。

摘出後のホルモンバランスはどうなるのか。。。

早期に更年期障害になっちゃうのかなぁ。。。


考えること、相談することは色々ありそうですが、

今までより先のステップに進める事ができるのはいいことなのかな。

まだまだこの先、病気の事も育児も頑張っていこうと思います。




9月8日(月)、2422グラムの元気な男の子を出産しました!




帝王切開で、お腹から出された直後に大きな産声をあげてくれて、


先生方が「おめでとうございます。男の子ですよ」と声をかけてくれました。


立ち会ってくれた実習中の看護学生にカメラを託していたのですが、


産まれたてのベビと術中の不格好な私の2ショットをたくさん激写してくれました。




今は、退院してのんびりマイペースに過ごしています。


まだまだ、これからどんな生活になっていくのか手探りの段階ですが、


長男、次男、仲良く元気いっぱいに育ってくれたらいいなぁ~と願っています。


見守ってくださった皆様、本当にありがとございます!

また、今後も病気の定期検診を怠らず、頑張っていきたいと思います!