羽生結弦 NHK杯 出場決定 | フィギュアスケート研究本

フィギュアスケート研究本

フィギュアスケートの未来を考える同志が集う場所です



羽生結弦 出場決定



【フィギュアスケート】羽生結弦 NHK杯出場決定 3位以内ならグランプリファイナル進出

↓こちらでもニュース動画が見られます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141126/k10013509221000.html

羽生結弦がNHK杯に出場へ

11月26日 19時33分 NHK

今月上旬に行われたフィギュアスケートの国際大会で、練習中にほかの選手と衝突し、けがをした羽生結弦選手が、28日開幕するNHK杯に出場することになりました。

羽生選手は26日午後、大阪・門真市のNHK杯の会場で行われた非公式練習に、ほかの出場選手とともに参加しました。
およそ1時間の練習で、羽生選手は周りをしっかりと確認しながら滑り、4回転ジャンプや連続ジャンプを何回も決めていました。
練習のあと、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が報道陣に対し、「医師も異常が無いと判断した。予定どおり出場します」と話し、羽生選手が、NHK杯に出場することを明らかにしました。
羽生選手は、今月8日、上海で開かれたグランプリシリーズの中国大会で、演技直前の練習中に、中国の選手と衝突して、両足や顔などをけがし、そのまま出場して2位となりましたが、精密検査の結果、全治2週間から3週間と診断されていました。
先週には、リンクでの練習を再開していましたが、出場の判断は、26日の非公式練習を踏まえて決めるとしていました。
羽生選手は、「両足に多少の痛みが残っているが、頑張ります」と話しているということです。

練習で4回転、医師の問診異常なし 羽生結弦、出場決定

2014年11月26日21時09分 朝日新聞デジタル

日本スケート連盟は26日、フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が、28日開幕のグランプリ(GP)シリーズのNHK杯に出場すると発表した。羽生は8日にあった中国杯(上海)のフリー公式練習中に中国選手と激突したものの強行出場し2位。その後、左太ももなど5カ所のけがが全治2~3週間と診断され、出場するかどうかが注目されていた。

 羽生は26日夕、試合会場の大阪・なみはやドームで非公開で50分間練習。日本連盟の小林芳子フィギュア強化部長によると、4回転ジャンプも跳んでおり、その後の医師の問診でも、異常がなかったという。「両足に多少痛みが残るが、『頑張る』と言っていた。練習内容はいつも通りに見えた」と話した。

 NHK杯の男子ショートプログラムは28日、同フリーは29日に行われ、羽生は3位以内に入ると、連覇のかかるGPファイナル(12月、スペイン・バルセロナ)への出場が自動的に決まる。

羽生結弦、NHK杯に出場決定 フィギュア、28日SP

2014年11月26日19時00分 朝日新聞デジタル

 日本スケート連盟は26日、約2週間前の試合前練習で選手と衝突して負傷したフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が、28日開幕のグランプリ(GP)シリーズのNHK杯に出場すると発表した。この日夕、羽生は試合会場の大阪・なみはやドームで練習し、出場を決めた。

 羽生は8日にあったGPシリーズ中国杯フリーの直前練習で、中国選手と衝突。試合には出場して2位に入ったが、左太ももなど5カ所に全治2~3週間のけがを負った。

 NHK杯の男子ショートプログラム(SP)は28日、フリーは29日にある。羽生は3位以内で、連覇のかかるGPファイナル(12月、スペイン・バルセロナ)に自力で出場できる。


羽生結弦

フィギュアの羽生結弦、NHK杯に出場へ

 日本スケート連盟は26日、ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダリストの羽生結弦(19)(ANA)が、28日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯(大阪・なみはやドーム)に出場すると発表した。

羽生は26日午後、なみはやドームで行われた非公式練習後、出場すると最終判断した。NHK杯で3位以内に入れば、連覇がかかる12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出が、自力で決まる。

 日本スケート連盟の小林芳子・フィギュア強化部長によると、羽生は約1時間の氷上練習でジャンプやスピンなどを確認。高難度の4回転ジャンプにも成功したという。小林部長は「内容はいつも通りに見えた」と語った。

 練習後には医師が問診を行い、「異常なし」と診断。その後、ブライアン・オーサー・コーチと同連盟などで協議し、結論を出したという。小林部長は「本人は『両足に多少の痛みが残っているが、頑張る』ということだった」と羽生の様子についても話した。

2014年11月26日 20時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

羽生結弦選手、NHK杯出場を決断

 傷だらけの金メダリストが決断しました。衝突のアクシデントから3週間、フィギュアスケートの羽生結弦選手が28日から始まるNHK杯への出場を表明しました。

 「本人、コーチ、帯同ドクター、日本スケート連盟、みんなで協議した結果、NHK杯には予定通り出場いたします」(日本スケート連盟 小林芳子強化部長)

 羽生結弦選手がけがをしたのは、18日前のグランプリシリーズ中国杯。演技前の練習中に中国の選手と激突。応急処置を受けて演技に臨み、何度も転倒しながらも2位に入りました。帰国後、精密検査を受け、診断の結果は全治2~3週間。28日から始まるNHK杯の出場は絶望的と思われていました。

 「これからを期待したい選手なので、今、無理はしてほしくない」
 「けがをしてまで日本のために頑張ってくれてるので、すばらしい選手だなと思います」(街の人)

 26日、NHK杯が行われる会場で練習した羽生選手。順調な回復ぶりを見せ、スケート連盟も出場へゴーサインを出しました。

 「“異常となる所見は見られない”というドクターの判断があった。本人は『両足に多少の痛みは残るが、NHK杯に出場するからには頑張る』と話していた」(日本スケート連盟 小林芳子強化部長)

 強行出場を決めた羽生選手の思いとは・・・。シーズン前には、オリンピック王者としての固い決意を語っていました。

 「オリンピックチャンピオンになったから、次の年、全部勝てるかって言ったら、そういうわけではないので、しっかりと気を引き締めて、勝ちにいくという気持ちでやっていく」(羽生結弦選手)

 元世界王者の高橋大輔さんも、羽生選手の体調を気づかいながらも、エールを送りました。

 「出場できるってことは身体も大丈夫だと思うので、ちゃんとした状態で出られるのであれば応援したいと思います」(高橋大輔さん)

 しかし、この強行出場に元フィギュアスケーターの佐野稔さんは・・・

 「1週間以上休んでいたのでいい練習ができていない。(本人も)不安があると思う。無理をするべきではない」(元フィギュアスケーター 佐野稔さん)

 不安のまま出場すれば、再びけがをするおそれもあります。ですが、今回のNHK杯はグランプリファイナル進出がかかる大事な大会。羽生選手は27日、会見を行い、改めて出場への思いを語る予定です。

(26日22:29)



【フィギュア】羽生、NHK杯出場決定!20回以上跳び転倒1度

2014年11月27日6時0分 スポーツ報知

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(19)=ANA=が28日開幕のGPシリーズ最終戦・NHK杯(大阪)に出場することが26日、正式に決まった。8日に第3戦・中国杯の直前練習で中国選手と激突し、出場が危ぶまれていたが、会場のなみやはドームでブライアン・オーサー・コーチ(52)らと最終結論を下した。非公式練習では3回転、3回転半、4回転のジャンプを20回以上跳んで転倒は1度だけと万全だった。

 出場を無言でアピールするように羽生が跳び続けた。報道陣には非公開も、関係者によると口元をマスクで覆い、ジャージーを着て氷の上に立った。体をほぐして半袖シャツ姿になるとスピードアップ。3回転、連続3回転に3回転半と次々に成功。4回転はトーループ、サルコーを着氷した。

 途中でステップを確認しながらも、練習の終盤には再び3回転の連続ジャンプを決めた。3回転、3回転半、4回転を20回以上跳んだ。回転不足のジャンプもあったが、転倒したのは1度だけ。中国選手と激突した後、8度のジャンプのうち5度も転倒した中国杯フリーの悪夢を払拭するには、十分な仕上がりだったという。

 羽生は午後4時20分に会場入りし、午後5時半からオーサー・コーチが最終チェックした。練習後には医師の問診を受けて、体調に異常は認められなかった。羽生は取材対応しなかったが、日本スケート連盟・小林芳子フィギュア強化部長は「本人、コーチ、ドクター、連盟側で協議し、予定通り出場します」と説明した。

 9日の精密検査では「頭部挫創、下顎(がく)挫創、腹部挫傷、左大腿(たい)挫傷、右足関節捻挫」と負傷は5か所に及び、全治2~3週間と診断された。特に左太ももの症状は重く、小林強化部長は「両足に多少の痛みはあるけど、頑張ると話していました」と明かし、五輪金メダリストの強い決意を感じた。

 中国杯での衝撃的な激突から、ちょうど20日後に開幕を迎える。この日の練習で体調、練習量の不安を打ち消した。27日の公式練習を経て、満員の観衆、さらにテレビの前のファンに完全復活を見せる。(武田 泰淳)

 ◆羽生の激突VTR フリーの演技を控えていた最終組6人による6分間練習で、中央に向かって後ろ向きに滑っていた羽生が振り返った瞬間、反対側から来て、ほぼ同時に正面を向いた閻涵(中国)と激突。リンクにたたきつけられ、あごを強打した。スタッフに支えられて一度リンクを出た後、治療を受けて姿を現すとあごに止血テープをつけ、右耳上からも出血していたため頭にも包帯。「ここでヒーローになる必要はない」とオーサー・コーチに制止されて涙を見せたが、出場を直訴。8度のジャンプのうち5度も転倒しながらも立ち上がり続けた。フリー得点は154・60点で自己最高を38・81点下回ったが、両手で顔を覆い涙が止まらなかった。

羽生「痛みはあるけど」NHK杯出る!

2014年11月27日
 
 「フィギュアGPシリーズ第6戦・NHK杯」(28日開幕、なみはやドーム) 

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストで、今月上旬のGPシリーズ中国杯で閻涵(中国)と激突し負傷した羽生結弦(19)=ANA=がNHK杯に出場することが26日、決まった。この日、日本スケート連盟関係者が見守る中、練習に参加し、出場可能と判断された。NHK杯で3位以内に入れば、自力で日本男子初の連覇が懸かるGPファイナル(12月・バルセロナ)出場が決まる。

 選手生命すら危ぶまれた壮絶なアクシデントから、わずか18日。強い意志とともに不屈の王者が、戦いのリンクに帰ってきた。

 非公開で行われた練習。関係者によると、羽生はオーサー・コーチ、そしてトレードマークとなったくまのプーさんの人形が見守る中、力強いパフォーマンスを見せた。普段通り心肺機能に負荷をかけるため、マスク姿でリンクに現れると、軽やかな滑りで振り付けを確認。その後、順番にジャンプを跳んでいき、高難度ジャンプにも挑戦。最大の得点源であるトーループ、サルコウの2種類の4回転ジャンプも完ぺきに着氷したという。

 練習後に羽生、オーサー・コーチ、帯同ドクター、日本スケート連盟の小林芳子強化部長らで協議し、出場が決まった。本人は報道陣の前に姿を見せず、代わって対応した小林強化部長は「練習はいつも通りに見えた。ドクターの問診結果、医学的所見で異常はない」と説明した。

 それでも流血した頭部、下顎だけでなく、腹部、左太ももの挫傷、右足捻挫と、計5カ所にも及んだケガは完ぺきに癒えたわけではなく、小林強化部長によると、本人は「両足に多少の痛みはあるけど頑張ります」と話していたという。

常識的に考えれば、五輪翌シーズンの今季、無理をする必要はないが、それでも出場するのは、今季、五輪王者として認められる演技にこだわってきたからだ。「とにかく全部勝ちたい。(金メダルが)自分の実力だったと認めてもらいたい」と言い続けてきた。

 打倒羽生を目指してくるライバルを前に、逃げの選択肢はなかった。突き動かすのは五輪王者のプライドと意地。そのすべてを氷に刻み込む。


バスの後部座席から集まった報道陣を見つめる羽生結弦(右)=撮影・保田叔久


身体を守りつつ、頑張って頂きたいと思います。





↓「フィギュアスケート研究本」シリーズ第一弾、発売中です。

http://www.shinanobook.com/genre/book/2998



電子書籍は、こちら、PC等でウェブで見られるだけなく、ご自分のiPadやi-phone等のタブレット端末にダウンロードできますので、どこにでも持ち歩き可能です。

ぜひとも、ご利用くださいませ……。



↓クリックお願いいたします。


人気ブログランキングへ