ラジオ始めます

ふぃー。

ようやく。やっとまたマイクの前に座らせてもらう機会をいただきました。

完全にゼロからのスタートとなりますが・・・・


考えてみるとまだ大学生だった２０代の前半から始めた仕事ですが、ラジオの生放送というのは自分の体の血液であり、細胞でありました。

好きな音楽とともに、みんなと色んな価値観を共有しあえる最高の仕事。

でもね、その世界しか知らなかった僕はそれがどんなに恵まれた仕事かイマイチ理解が出来ていなかった。

ラジオの世界からお別れを伝えられた３年前。

最初は全然ぴんと来なかった。

「あ、終わるのね」そんな感じだった。実感が無かった。

「まぁ、またすぐ始められるべ」そんな風に考えていた。

甘かったｗ

その間ナレーションのお仕事等を幸運な事に引き続きさせてもらいました。ニコニコ動画で公式生放送もやらせてもらいました。本当にありがたい話でした。

そして自らの会社で色んな人とお仕事を共にさせてもらった。

人と初めましてをさせていただく時に「あ、こちらはラジオDJもされている落合さんです」と紹介される度に（いや、ラジオDJだけど、今は番組無いし・・・）っていっつも思っていた。

自分は何者なのか？って自問する。ラジオのDJを実際していた頃、レコード会社で働いてみたり、バンド組んでみたり、なんか違う世界にもチョロチョロ手を出してみた。

ラジオDJという枠を飛び越えるそんな人になりたかったんだと思う。今考えるとそんな枠なんてもんは全く存在していないのに、若さっていうのは恐ろしいｗ。

周りの人からその頃は「君は一体何がやりたいの？？」的な事を度々聞かれた。

それを言われるとなんて答えていたんだ？ただ色んな世界の色んな事を見ることによりもっと面白い話が出来るはずだと、思っていた。それは今でも変わらない。

やっぱり力不足の僕はやっぱり３年前に一度ラジオの仕事が全く無くなった。何もアテなどなくその頃の自分は何を考えていたのかももう思い出せない。

自分をあきらめそうだったのは確かだった。

その間本当に家族に支えてもらった。仲間に支えてもらえた。そしてずっと自分をあきらめずにいつも応援してくれているあるリスナーの方にも精神的に随分励ましてもらった。

この３年間はきっと「ラジオの仕事が自分にとってどういうものなのか？社会の厳しさって一体何なのか？人の優しさとは一体なんなのか？」そんな事をリアルに体現する為のいわば修行の時間だったのでしょう。

そして僕は今度から人に初めましてをする時にきっとこういうだろう。

「初めまして落合隼亮です。ラジオのDJしています。番組はFMヨコハマで毎週日曜日の午後４時～５時４５分までやっているEVENING BUZZっていう番組です。最高に面白い番組にするので、聞いて下さい。」

ってね。ヴイ　V（＾＿＾）