この一年の集大成!しかし… | LIFESAVER SHUN-NISHIYAMA

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こんにちわ、

ライフセーバー西山俊です!

 

まずはご報告ですが、昨日4ヶ月のオーストラリア

修行を終えて日本に帰国しました。

これからの事については改めてブログに書きます。

 

※今日は長めです…

 

今日は、オーストラリア遠征の集大成、
全豪選手権について書きたいと思います。

 

 

 

 

 

【大会1日目】
サイクロン(日本の台風のようなもの)が

大会会場付近へむけて徐々に接近していました。

 

会場はまだその影響は少なかったものの、
翌日からは確実に影響を受けそうで、

レースが遅延するだろうと大会本部は判断しました。

 

なのでかなり巻き巻きのスケジュールで

レースが行われていきました。

 

次のレースへの進出者を大幅にカットし、

予選数を減らすとても厳しいレースでした。

 

僕が出場した競技は以下の通りです。

↓ ↓ ↓

24歳以上サーフレース 決勝13位
◆サーフレース 予選敗退
▲タップリンリレー 予選敗退


◆印のサーフレースでは、

以前までの大会でかなり良い感覚だったので

決勝へ進む自信がありました。

 

しかし…

 

タイムテーブルを巻いているために、

なんと準決勝が省かれ、

予選から一気に決勝へ進む方式に変りました。

 

と言う事は、

各組でかなりの上位に入らないと決勝へ

進出することが出来ない状況です。

 

残念ながらその上位に入ることが出来ずに、

決勝へ進出する事が出来ませんでした…

 

しかし終わってしまったものはしょうがないので

気持ちをしっかり切り替えて、

翌日から行われるアイアンマン(オーシャンマン)や
ボード・サーフスキーレースといった

個人種目に懸ける想いでいました。
 

 

 

【大会2日目】
やる気満々で目が覚めた2日目。

 

朝大会会場に行くと、波はそこまで大きくなかったものの

サイクロンの影響で雨・風が非常に強く、

レース用のブイが正常に設置できない状況でした。

 

陸からの視認ができないほど悪天候だったため、
2日目の競技は全て中断決定が下されました…

 

この日の昼・夕方・夜と、大会本部は各クラブの

チームマネージャーを集め、ミーティングが行われました。

 

何度も協議をした結果、

【大会3日目】も競技を中止するとの判断に…

 

しかし、サイクロンの進路予報を見る限り妥当と

思える判断なので、僕自身はある程度覚悟していたため

動揺はあまりありませんでした。

 

競技が再開するその瞬間まで、気持ちは切らさないように

準備だけしていました。

 

 

 

そして大会3日目の夜

 

風や雨は弱まり、さぁ明日から競技再開だ!

気合いも準備も万端です!

 

しかし…

 

再度行われた

チームマネージャーミーティングでの協議の結果、

 

なんと…

 

サーフ種目は全て中止と決定しました…

 

この瞬間、

僕の今年の全豪選手権が終わりを告げました…

自然が相手だから仕方ないとは言え、

オーシャンマンをやる事すらできなく

正直気持ちの整理がつきません…

 

しかし、海上を使用しないビーチ種目は明日から

実施する決定だったので、

チームメイトと日本からビーチ種目に出場に来た

友人達を全力で応援しました!

 

ビーチ種目に出場した日本の友人たちは

決勝進出を果たし、超好成績を収めました!

 

自分の事のように物凄くうれしかったですアップ

 

 

ちなみに海上種目が中止になった最大理由は、

サイクロンによる雨・風の被害により
オーストラリア内陸やその地域の農耕地が荒れてしまい、

 

泥・下水・家畜の糞尿や死体が川へと流れだし、

それらが海まで流れ出てしまい人体に危険を

与えてしまうレベルの水質になってしまったそうです。

 

 

 

 

昨年の全豪選手権では物凄い悔しい想いをし、
1年間、この大会にピークを迎えようと頑張ってきました。

 

自然の中で行う以上仕方のない事とは言え

レースすることが出来なくて、

 

悔しくて

もどかしく

誰にも当たれない変な気持ちでいっぱいです…

 

 

でもその事よりも、この中止には実はもっともっと

大きな意味があるんです。

 

この大会は命の尊厳を守る
「ライフセービング」の大会であり

「ライフセーバー」の大会


危険である事がわかっている状況で

大会実施のためだけに海に入ったり、

汚染された海に無理やり入って、

病気になってしまったりするなんて

 

ライフセービングスピリッツからは

大きくかけ離れてしまいます。

 

だから、どうしてよいか分からない

気持ちはもちろんありますが、

ライフセーバーとしてちゃんと納得は

出来ています。

 

 

 

 

 

100年以上続く全豪選手権の歴史のなかで、
(おそらく)これほどの数のレースを行えなかった事は

初めてだそうです。

 

それだけ主催者側の決定も苦しいものだったと思います。

 

今回の想いは、来年へとぶつけたいと思います。

 

1年しっかりトレーニングを積んで、
来年は2倍の想いで臨みます!

 

日本のシーズンもこれから始まるので、
しっかり気持ちを切り替えて頑張ります!
これからも、応援のほどよろしくお願いします!
 

ライフセーバー
西山俊

 

 

 

 

 

波波波波波

僕が頑張る理由は以下のリンクの
記事で書いるので良かったら
読んでみてください

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