最近、心を打たれたTV番組 | 和食しゅくりあ店主のブログ

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こんにちは。


皆さんゴールデンウィークはいかがでしたかニコニコ

ちょうど休み疲れが出ている頃ではないでしょうか?

週末までもう少しです~頑張りましょう!!


さてさて今日はTV番組についての書き込みですテレビ

中々TVを観ている時間が無いのですが興味のあるものは録画して

夜中に観ています。

よく観る番組内容は

1、料理&食材

2、旅

3、ドキュメント

チョットだけドラマ・・・。

大半が料理、食材に関係している番組で2、の旅番組も料理の部分だけ観る感じ。


その中で今年一番心を打たれた番組が 「食品廃棄物は減らせるか」

http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/120719.html

NHK BSドキュメント 2010年ドイツで制作

2012年7月に放送し2013年3月に再放送

自分は3月の再放送を観ました。


内容は、国連食料農業機関によると食品の50%は廃棄されていると言う

世界中で膨大な量の食品が、多くの場合、食卓に上がる前に廃棄されているという現実。「規格に合わない」、「賞味期限が近い」といった理由から、食べられるものでも廃棄されている。


数千キロ離れた場所から運ばれて来たオレンジが出荷するまでに熟し過ぎてしまうと言う理由で

数トンが破棄される。


大量に市場に運ばれてきた魚介類、すべてが売れるわけではなく、売れない物は破棄される。


出荷前に形が悪いからと2割が破棄せれている野菜。


店頭に並んでいる品物が少ないと他の店に行かれてしまうからと多く作り

約2割が売れ残り破棄されているパン屋。‥等が取り上げられている。


もちろんその食品廃棄物を使った再利用も紹介されていた、燃やして燃料として使ったり

ただ考えてみると・・・???

破棄される食品の為にお金をかけて施設を作る?何かおかしくないか???

働いている人も疑問に思っている。


廃棄物処理場に運ばれる食品ゴミは、大量のメタンガスを発生する。食品の廃棄物を減らすことは、自動車の数を減らすことと同じく温室効果ガスの削減のために重要になっている。

   
ヨーロッパやアメリカで捨てられる食品の量は、世界で飢えに苦しむ人に必要な食料の3倍以上に及ぶという。番組は、食品を捨てている現実にもっと思いをはせるべきなのではないかと問いかけている。


けして日本も例外ではないと思う、皆さん市場に行かれた事はありますか?

世界中から様々な食料が運ばれて来ます、私は海外旅行が好きで色々な国に行きました

市場なども観に行きますが・・・ここまで世界中の食材が揃う国は他にはあまりありません。

確かに日本も色々な取り組みで無駄を無くそうとしていますが実際はかなり多くが破棄されています。


デパートなどの食料品売り場に行くと夜でもずら~と商品が並んでいる・・・

ケーキなどデザートはどうなるのか・・・?疑問に思う事がある。

以前知り合いがお菓子屋でバイトをしていて売れ残った物をもらってくるので

バイトを辞める時には皆太るんですと言っていたが・・・。



食品廃棄量(以前の調査結果)


アメリカ:4,320万トン

日本:1,940万トン(食料自給率40%、年間5800万トンの食料を輸入)

ドイツ:1,100万

国土の広さ、人口を考えると・・・ガーン


すべての食材には命があります、人間はその小さくて弱い命を奪って生きています。

食べ物(命)を無駄にはせず成仏させてあげるのがせめてもの償いだと思っています。


この番組は終わってしまいましたが興味のある方は

書籍版の『さらば、食料廃棄』(春秋社)を読んでみて頂きたい。


あくまで個人的な感想です。

色々な意見があると思います、自分は食材を扱う仕事をしているので

出来るだけ無駄を無くし食材に感謝を忘れないようにと思っています。

長々とすみません。


ではでは


「しゅくりあ」

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