ターニングポイントだからこそ、参拝したかった場所。-岡山・備中高松 最上稲荷総本山
B型女のアキヤスコです。
【お断り: とってもとっても長い記事です。ごめんなさい!】
私は、岡山に生まれ育ち、
18歳の大学進学と同時に、東京に暮らすようになりました。
上京するまでの18年間、毎年毎年、氏神様以外に
家族総出で初詣に行っていたところがあります。
それがコチラ。
岡山県は備中高松にある、最上稲荷総本山。
岡山県民の間では「高松稲荷」という愛称で親しまれ、
「伏見、豊川と並ぶ、日本三大稲荷の ひとつ」
と言われ、そう刷り込まれて育ってきましたが(笑)
上京してから、
「我こそは三大稲荷なり!」
と声を上げる、お稲荷さんが多いことを知り ⇒ ☆
最上稲荷が、本当に三大稲荷かどうかは未だわかりません(汗)
(この最上稲荷は、神仏混合の祭祀形態をとっています。
18歳で上京してからは、
家族が参拝する時に 帰省のタイミングがあわず
ずーーーーっと参拝できてなかったのですが、
この3月で、
岡山で暮らした18年と同じ年数を、東京で暮らしたことになる私。
その節目(=ターニングポイント)として
高松稲荷に参拝したいなぁ・・・と、ふと思い立ったのです。
本当に、漠然と。
でも、今回の帰省スケジュールも、とってもタイト
叔母も一緒だし、そんな時間はとれないかなぁ・・・と思っていたのですが
なんとなんと、
姉が
「ヤスコ、高松稲荷しばらく行ってないでしょ?行く?」
と奇遇にも同じことを閃いてくれ、急遽、
母・叔母(母の妹)、姉・姪っ子、私・・・という
姉妹コンビ+2歳児で参拝することとなったのです
最上稲荷は、岡山空港の近くの山間にあります。
なので、最寄の駐車場に車をとめても
こういった(↑)急激な階段や坂がいくつもあるのですが
信心深い姉の長女(姪っ子)は、
姉に似て神社仏閣が大好きなようで 「ダッコ」とか一言もねだらず、
全部、一段・一段、自力で登っていました!すごい!!!
冒頭にご紹介した写真は、この階段をあがった先にある本殿。
そして、
その本殿から、北に向かって更にこのような急激な坂があるのです。
↓↓↓
左側にある石碑は、最上様にお仕えし、
それぞれが厄除けや縁結びなどの役割を担う神様を祀っているもの。
腰や足、目の神様もいらっしゃれば、
商売繁盛や容貌美麗の神様もいらっしゃるので、
どれも外せません。笑
この坂をあがりきったところにあるのが、旧本殿。
旧本殿のまわりをぐるっと囲んでいるのが、七十七末社。
一つ一つの神様に、ちゃぁんと鳥居がついています。
全ての神様に手をあわせたところで、
御神籤を引きました!
結果は・・・
↓↓↓
凶!!!
・・・ガーン・・・
(叔母も凶を引いてました。苦笑)
あれもこれもと欲張らず、目の前にあること1つ1つを大事にしなさい。
と書いてありました
(・・・ハイ。そう努めますっっ・・・)
でも、それほど落ち込みませんでしたよ!
なぜなら、御神籤を引いたこの旧本殿のそばには、
立派な枝垂れ(しだれ)桜があったのです
あまりにも綺麗なので、下からのアングルも激写したくって
叔母と一緒に、携帯片手にダッシュしました。笑
実は、
過去に最上稲荷にお願いしたことは、叶わなかったことがない私。
中高生の願望の一つ「受験合格」もそうですが、
「(部活動で)県大会1位になれますように」
「(〃)中国大会に出場できますように」
「家族がいつまでも仲良く暮らせますように」
「家族がいつまでも元気でいますように」
・・・。
結構、お願いしまくっています・・・。苦笑
そう思うと、とっても相性がいい場所なのかもしれません。
(恋愛関係はお願いしたことがなかった・・・と、今になって気づきます。笑)
今回、18年ぶりにお願いしたことは秘密ですが
是が非でも行きたかった理由は、願いを叶えるよりも
やっぱり、これまでの御礼を言いたかったことが一番かもしれません。
そして、最後。
これを買いました。
どこの神社にもあるかもしれませんが(汗)
この最上稲荷のものを、毎年、両親や姉夫婦が参拝したついでに
私達夫婦の分を買って 送ってくれていたのです。
しかし、今年に限っては、忘れられ(笑)
「えびをと私の分はーーー?!」とせがんでいたブツです
せがまれたりしましたが
車で往復3時間半の、弾丸ことりっぷ。
とても楽しく、とても有意義なひと時でした。
4月からは、東京での生活が、岡山でのそれよりも長くなる私ですが
いつまでも故郷の有り難味を忘れまいと誓った、春分の日です。
読者の皆様、
この長い記事を最後までお読みいただき、有難うございました。