ジョシュ・バーネットの参戦が決定したことにより
俄然注目を浴びてきたオーストラリアの新興プロモーションIMPACT FCですが
実を申し上げますと、こことは随分前から連絡をとっており
下記のクライアントたちの試合契約を締結しましたぁ~
日にちも場所も確定ですぅ
本来ならば7/4にメルボンで旗揚げの予定だったんですが
メルボンのコミッションがケージでの大会を許可しない()という
残念なことに、時代遅れなことを言い出したらしいので
開催地を変え
一週間ずらしてのスタートとなったのでありま~す
という訳で、7月は10日(ブリスベン)、14日(ニューキャッスル)
そしてアメリカでPPV放送のある18日のシドニーと
三大会も開催するそうです
リコ・ロドリゲス(対ジェフ・モンスン/7月18日/シドニー)
リコに関しては、親友(元UFC選手でいまは不動産開発業者)を通じて
今年の初めくらいから相談されていたんです
前のマネージメントとは手を切るから、試合を探してくれないか
もちろん、前のマネージメントと契約が切れていることと
選手としてちゃんと練習してグッドシェイプだというのが最低条件なんだけどぉ
と応え、それ以来やりとりをしながら
向こう2、3試合かけてライト・ヘビー級に落すことなども含めて
色々と確認がとれたんで、マネージメントさせてもらう事になったんですが
ほんとは、できれば日本で試合させたかったんですよねぇ
でもそれは巧くいかなかったんで
今回のIMPACT FC参戦となったのでありまぁ~す
デイブ・ハ-マン(対ブラッド・モリス/7月10日/ブリスベン)
もう皆さんもご存知だと思いますが
デイブはこの前のアブダビ・ファイティング・チャンピオンシップの
トーナメント一回戦で、ソクジュ選手と対戦したんですが
金的蹴りで反則負けになってしまったんです
ほんとは、彼もできれば、日本で試合させたかったんですがぁ
まぁ、それも色々とタイミングが合わず
でも試合をこなしていかなくちゃいけないんで
今回のIMPACT FC参戦となったのでぇ~す
佐々木有生(対パウロ・フィリオ/7月10日/ブリスベン)
わたしは別に佐々木選手のマネージャーではないんです
佐々木選手はあくまでもGRABAKA所属なんで
ただ、IMPACT FCのマッチメーカーと話していく過程の中で
パウロの相手は日本人がいいんだけどぉ、という事になったんで
それならこの前ブラジルでの試合が流れた佐々木選手でいいんじゃない
そこで、GRABAKAのボスの菊田早苗選手に連絡して相談しながら
でも前回のこともあるしぃ.....またパウロが逃げた場合
主催者側が用意した代替の選手を佐々木選手が断っても
佐々木選手にファイトマネー全額払う契約じゃないといかんぜよ
と、その件も含めて、こちらの方で提示した条件を
主催者側が全部飲んでくれたので、無事契約締結となり
IMPACT FC参戦となったのであります
ビラ・リマ(対ジェフ・モンスン/7月10日/ブリスベン)
彼はブラジルのローカル・タイトルをたくさんもっている
ベルト・コレクターなんです
Ultimate Full Contactヘビー級王者で、Ecofightヘビー級王者で
Dynamite FCヘビー級王者で、とあげていったらキリがないんでやめますが
もう三年間負けなしですし
いま脂が乗っている、という感じなんですよねぇ
197センチなのに、ミドル級のようなパンチのスピードで
必ずファンを湧かす試合をするんで
今回はそれが評価されての、IMPACT FC参戦なんです
ジェロニモ・”モンドラゴン”・ドス・サントス(対ジョシュ・バーネット/7月18日/シドニー)
多分、日本にお住まいのMMAファンのみなさんにとって
一番興味があるのが、この選手だと思います
何といってもジョシュの相手なんで
193センチ、130キロのモンドラゴンは
UFCやプライドにも出ていたアスエリオ・シウバを
1ラウンドでノックアウトした選手なんですぅ
この映像をみたらお分かりになると思いますが
そんなにしっかりとした基礎技術がある訳ではないんです
だって格闘技のバックグラウンドはほぼゼロなんで...
彼は5年ぐらいまでは、日当1000円ぐらいで
警備員の仕事をして何とか生活してたんですよぉ
ある日、ローカルのMMA大会に臨時の警備員として呼ばれたんです
そうしたら、その日のメインイベントが
1分以内にKOで終わっちゃって、勝った選手が
観客に向かって「俺さまにチャレンジするやるはいないか」
と叫び、それに乗せられた主催者も
「この選手に勝ったら300リラ(20万円ぐらい)あげます」
と言い出したんで
お金が欲しかったモンドラゴンくんは
「それなら、俺、やるべ」
といって、のっしのっしと
生まれて初めてリングに入り
その選手を1分以内でノックアウトしちゃったんです
そんな映画の中の話みたいなことがきっかけで
MMAの世界に入ってきた選手なんですよぉ
それ以来、リカルディンホ・ブルドッグに所属し
真面目に練習して、今回のIMPACT FC参戦のチャンスを摑んだのですぅ
この他にも、あと何人か
日本人選手も含めて決まりそうなんで
またIMPACT FCの公式リリースに合わせて
ここでも発表させて頂きまぁ~す
IMPACT FCは8月も二大会開催するそうなんで
お楽しみにしていてくださぁ~い
との事です、主催者曰く
さて、今度のSRCに出場するホドリゴ・ダムも含めて
ポルトガル語を喋れないわたしが
何でこれだけの数のブラジル選手の代理人を務められるのかといいますと
はい、わたしにはとてもとても優秀なパートナーがいるんです
そうです、その人がポルトガル語を喋れるんです
しかも言葉だけじゃなくて、もち、MMAにも精通してるんでよぉ
サンパウロ在住で
19歳の時にグラップリングの大会をプロモートしたこともある人で
非常に仕事ができますし
選手を見極める確かな目も持ち合わせているんですよぉ
はい、その優秀なわたしのパートナーとは、この方です
ティアゴ・オカムラくんで~す
わたしと彼の付き合いは、もう10年ぐらいだと思うんですが
もう毎日20回以上はやりとりしてますね
とにかく仕事ができるんです
彼から送られてくる選手たちの映像は、ほんと目を見張るものがあります
ホドリゴとそのお姉さんのカリーナ・ダムだけでなく
「ボードッグからの刺客」というスキームで
日本に連れていった現WEC王者のジョゼ・アルド
そして、いまUFCで活躍しているチアゴ・シウバも
一番はじめに「シュウ、凄い選手がいるよ」とわたしにいってきたのは
このティアゴくんなんです
ダニエル・アカーシオをウエルターに落して再生させたのも彼ですし
今回ジョシュとやることになった
モンドラゴンのことをここまでアップさせたのも彼なんです
今回のIMPACT FCの契約も、ティアゴくんが頑張ってくれたから
ここまでの成果がでたんですよぉ
わたしが、こうやって何とかやれているのは
もちろん、素晴らしい試合をしてくれる選手みなさんのお陰なんですが
ティアゴのような優秀なパートナーがいるからでもあるんですぅ
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