ストライクフォース4/17大会(4) | SLEEPTALKER - シュウの寝言
THE SLEEP TALKER - シュウの寝言


さて、今回のギルバート対青木選手の試合のレフェリングに関してなんですが

もちろん、これはわたしの個人的な意見なんで

絶対にこうだビックリマークという訳ではないんですけどー

まず青木選手はグラップラーなんで

レフェリーも、この選手は下からの攻撃があるぞビックリマーク

と、当然考えるべきだし、考えてあげるべきだと思うんですよねぇ

これはMMAの試合なんですから、選手は様々な技術を使う訳ですし

ルールもそういったそれぞれの技術を最大限に活かせるものにしているんだし

レフェリーもそれを考えるべきだとわたしは思うんですよぉ

だから座った状態から前へ前へとでていき、足と手を使って

グラウンドに引き込むというのは

もうこれはグラップラーにとっては立派な「攻撃」だと思うんですよぉパンチ!

それなのに、レフェリーのマリオ・ヤマサキは

青木選手が、座った状態で前へとでているのに

それをすぐに阻止して、スタンディングを命じたんですよぉ怒り

しかも一回だけでなく、二回も三回もですよぷん

一番はじめに青木選手が座りながら前に出たときは少しみてはいたんですが

一瞬にして会場がブーイングに包まれたせいか
(これ、アメリカの会場ではよくあること、ファンにとっては「儀式」に近いブーイングなんです)

そのあとはすぐに止めるようになったんですよぉ

しかも4ラウンド、同じように青木選手が座りながら前にでているのに

中途半端にブレイクに入り

そこで気を抜いた青木選手の顔面に

ギルバードのパンチがモロに入っちゃったんです怒り

まぁ、ここではマリオは試合をストップさせて

ギルバートに「ブレイクに入ったあとのパンチはダメだ」と警告してましたが

わたしは、あの攻防でブレイクに入るのがいけないと思ったんですよねぇ


これが前へ出ないで、相手の打撃を受けないためだけに尻餅をつき

そのまま試合が動かない「膠着状態」なら話は別ですが

青木選手の場合はあの状態で前にでて「攻撃」を仕掛けているんで

あれを止めて,スタンディングを命じるのはおかしいと思うんですよぉ

だって、ジャブで前に出ている選手を止めますか!?

と言いたくなるんですよねぇ


さて、じゃぁ、何でレフェリーが

自分が裁く試合の選手たちのスタイルや癖を判っていないのか!?

これについてなんですが

まずUFCでもWECでもストライクフォースでも

アメリカの大会は、全選手集めてのルール・ミーティングというのは

やらないケースがほとんどなんですアメリカ

それは、アメリカには各州のアスレチック・コミッションが集まって決めた

「統一MMAルール」というのがあるんで

選手たちがこの「統一MMAルール」を熟知するのは

選手の自己責任という事なんですグッド!

そして、この「統一MMAルール」を使っているのがUFCとWECで

ストライクフォースみたいに顔面肘無しのルールを使っているプロモーションは

あくまでも「統一MMAルールマイナス顔面肘」と考えるんですねチョキ

ですから、選手集めて細かく説明する必要がないということになるんです

さて、ここからは、各プロモーション毎にオペレーションはそれぞれ違うんですが

例えばUFCやWECの場合は、試合前に、実際に試合を裁くレフェリーが

選手の控え室を訪ね

ルールとレフェリング・スタイルの最終確認をするんですキャッ☆グッド!

ですからレフェリーはわざわざ選手の控え室まできて

「ルールはわかっているよね?反則技もわかっているよね?」

と確認するのと同時に、レフェリーは自分のレフェリング・スタイルを

選手にそれぞれ説明するんですよニコちゃん

例えばスティーブ・マザガティみたいに後頭部への打撃に厳しいレフェリーは

「俺は後頭部への打撃に関してはめちゃくちゃ厳しいから

一発でも入ったら注意なしでいきなり減点1とるからな」えっ

といってくれるんですよねグッド!

ハーブ・ディーンだったら

「下になって打撃を受けている状態でも『アーユー・オッケー?』と三回聞くから

でも三回聞いても何も反応がなかったら

または危険なポジションから脱出できなかったら

試合をストップするぞ」

などなど

レフェリーにもそれぞれのスタイルがあるんで

それを説明し確認がとれるということなんですにひひ

ですから反対に選手も、レフェリーに、じゃぁ、こうなったらどうするのはてなマークとか

いろいろと聞けるんですよね

さて、ストライクフォースではどうなのかはてなマーク

これに関しては、最近のストライクフォースの大会には行ってないんで

いまはどうなってるかは定かではないんですが汗

少なくともわたしが行った最後の大会では

こういった選手とレフェリーの確認作業はなかったんですううっ...
(でもこれはほとんどの州のコミッション・ルールでやるべきと明記してあったと思うんですが... )

もしもこういったレフェリーとの確認作業があったのなら

その時に青木陣営はレフェリーのマリオに

座った状態で前にでるのは青木選手の攻撃パターンのひとつだから

動きが止まらない限りは止めないで欲しいとか

またはマリオに、尻をついた状態で攻撃を仕掛けるときは

何秒ぐらいストップかけないでいてくれるのかはてなマーク

みたいな確認ができたと思うんですよねぇ

ですから、今回の試合を観ていて

試合前に、青木陣営とマリオの間で

ルールとレフェリング・スタイルの確認は果たしてあったのだろうか!?

そう思っちゃったんですよねぇ~


それから、こういった確認作業がなかったとしても

俗にいうアリー猪木状態になったら

すぐにスタンディングを命じるのは、わたし、MMAではおかしいと思うんですよぉえー

よく尻餅ついている選手は、打撃を怖がっているからだ怒り

と、多くのファンが怒って言いますが

でもそれって、裏を返せば、スタンディングのまま

座っている選手にパウンドのひとつも落とせない選手は

寝技が怖いから逃げているんだ!!という見方もできると思うんです

昔PRIDEでミルコと高田選手がやった試合を観ていてもそう思ったんです

コーナーに追いつめられ、打撃を受けないために尻餅をついた高田選手に

「逃げている」といった見方をしたファンが(特に北米では)多かったんですが

反対に「じゃぁ,何でミルコは寝ている選手を殴りにいかないのはてなマーク

という意見もあったんですよね

そう考えると、今回の青木選手のケースは

座った状態でも明らかに前へ前へと出て仕掛けていたいんで

あれを1、2秒ぐらいですぐに止めるのは

MMAの試合ではおかしいと思うんですよねぇ

まぁ、これはわたしの個人的意見ですが........

でも青木選手の凄いところは

座った状態で前に出てもすぐにレフェリーに止めれると察知して

戦法を変えたとこだとは思うんですけどチョキ

彼の攻撃パターンの一つが、レフェリーによって封じられた怒り

という見方もできるとおもうんですよね

だからこの一点だけは

今回の試合を観ていて、何か胸につっかかるものがあったというか

何かしっくりいかなかったというか

はてなマークが頭の中でいっぱいになっちゃったんですよねぇ汗


THE SLEEP TALKER - シュウの寝言

AFFLICTION CLOTHING


THE SLEEP TALKER - シュウの寝言

SEVEN DEUCE INC


THE SLEEP TALKER - シュウの寝言

MANTO