はい、決定しました。
4月11日のストライクフォースで、あのクリスチャン・”サイボーグ”・サントスと闘うのは、日本の赤野仁美選手↓です。
そうです、阿部裕幸さんと藤井恵さん率いるAACCの赤野選手です。
イエス(、高須クリニック、と続けてはいけません)、ついこの前、平岩仁美の名前でADCC予選を制して60キロ以上の階級での出場権を手に入れたあの元柔道家の赤野選手であります。
契約体重は145ポンドです。
はい、65.77キロであります。
5分3ラウンドではなく、3分3ラウンドです。
ルールはコミッション統一ルール、つまりUFCとまったく同じ。
ウィ、顔面肘有りです。
今まで赤野選手は海外で三回試合をしていますが、その中でも一番重い契約体重となります。
現在のアメリカの女子総合は、男子のそれとは正反対で、ボードッグが消滅した時点で世界レベルの女子の試合を行っていたのはエリートのみ、という状態に陥っていたのですが、今はそのエリートも失くなり....
よくぞストライクフォース、エリートの契約や権利の一部を買い取ってくれた!
という感じなんです。
もしもストライクフォースがジーナとサイボーグの権利を買ってくれていなかったら、と思うとぞう~っとするといった状況であります。
ですから、取り敢えず今はジーナ↓とサイボーグ↑だけなんです。
とにかく全米のTVの前のファンがみたい女子の試合はジーナ対サイボーグなんです。
となると階級は、どうしても145ポンド以下から、あり得ない、という事になるのであります。
ただ、ジーナ側は、今のところは、要はいきなりサイボーグとはやりたくないみたいなんです。
そこで、ストライクフォース側も色々と選手を探したらしいんですが、
みつからなかったみたいなんですね。
145ポンドという契約体重であのオトコ女みたいな身体をした(すんません)サイボーグに立ち向かおう
という勇気のある選手は.....
少なくともアメリカにはいなかったという事で.......
145ではなく反対にもっと契約体重を増やして、とか色々と試みて選手を探してみたらしいのですが、
なかなかこれだ、という選手がいない中で、
それなら日本人選手でサイボーグとやれる選手いないか
とストライクフォース側が検討したところ、
白羽の矢がたったのが、赤野選手だったという訳であります。
典型的なストライカー対グラップラーなんで。
全く対照的な二人、これは面白い闘いになると思います。
前に「面白い闘いになる」と試合前々日ぐらいかな
その試合をする当人(某選手、赤野選手ではありません)の前でいったら、
「いやぁ~そういう風にいわれるのは問題だと思います」
と笑顔でいわれちゃいました。(汗)
こっちはビール飲んでたので笑って誤摩化してしまいましたが.....
この大会はSHOWTIMEで全国生中継なんで、
かなりの数の視聴者が赤野さんの勇姿をみることになるんです
これって、凄いことなんですよねぇぇぇ~!