また遅れましたが
続きです。
もう10日以上も前のことになってしまいしたが、TUFシーズン8のフィナーレです。
まずライトヘビーの決勝戦です。
負けちゃったヴィニシウス・マガリャエスですが、ムンジアルでも2005年の茶帯部門で二連覇、2007年は黒帯ペサディシモ級(+97kg)で3位入賞という彼のBJJテクニックは相当なものですが、それをみせる機会がま~っく作れなかった試合になったしまったというのが残念でした
あの右がくるというのは、もうヴィニシウスを含めて、み~んな分っていたことだと思うんですが、それでもかわせないから「強力な右」なんですよね.....
さて、そのパワフルな、馬鹿力といってもいい「強力な右」一発で優勝したライアン・ベイダー。
アリゾナ州立大学時代は、オールアメリカンにも選出された元アマレスの選手なんですが。
その素材、才能は申し分ないというのは、もうみなさん充ぅ~分お分かりだと思うので、ここで長々と綴るのはやめます。
彼のことはホームページにもたくさん書いてありますし。
あんまりスポットライトが当たってないのでここで書かせて頂きますが、今回は選手のベイダーよりも、彼の所属ジムー
Arizona Combat Sportsはほんとに凄いと思いますよ。
5、6年ぐらい前から目立っていい選手を次から次へと輩出してますが。
双子の兄弟、Trevor LalleyとTodd Lalleyがここの創立者↓(Trevorだけ)です。
大学や(時折)高校からどんどんと、レスラーに限らずトップアスリートをリクルートして、しっかりとMMAの技術を学ばせてからデビューさせるという、まぁよく考えたら当たり前のことをしているだけなんですが(汗)。
それをしっかりとやっているから、ここのチームから出てくる選手は、ほんとにみんなちゃんと出来上がっているんですよ。
元々全米トップレベルのアスリートがしっかりとMMAの技術を身につけたら、まぁ、こういった結果になるのは当然といえば当然なのですが。
ちなみに今回優勝したベイダーは、高校時代は全米3位にランクされていた選手なんですよね.....。
世間一般ではBTTだATTだXtreme Coutureだとかいわれてますが、私はこのArizona Combat SportsとかAmerican Kickboxing Academyの方が、本当の意味で選手を育てている、アメリカ、いや世界トップクラスのチームだと思います、はい