9月27日(木)、中央区の警固公民館にて小学3年生~6年生を対象に

ゲーム作りを体験してもらうワークショップを開催させて頂きました。

「福岡ものづくり学校 ふくもく」というものづくりの喜びをもっと多くの人に

知ってもらおうというプロジェクトがあって、その中の

「となりのがっこう」というワークショップの講師として僕は参加しました。

ふと見つけた路地裏のように



その「となりのがっこう」の第一回目が僕のワークショップでした。

ワークショップのタイトルは『サイコロバトル!オリジナルのキャラを

つくって、みんなでバトル!』です。

ふと見つけた路地裏のように



まず、こちらの紙でオリジナルキャラクターを作っていきます。

ふと見つけた路地裏のように



上部の枠線の中にキャラクターの絵を描いてもらいます。

その時、そのキャラクターが住んでいるところや生活の様子を

背景として一緒に描いてもらいます。

そして、キャラクター名や性別、好きなこと、特徴などの

プロフィールを作っていきます。



(例)僕の作ったキャラクター"ぽよん"

ふと見つけた路地裏のように






続いて、そのキャラクターの技を考えていきます。

ふと見つけた路地裏のように



このサイコロバトルというのは、サイコロを使った2人対戦ゲームで、

お互い、交互にサイコロを振り、その出た目によって相手に与える

ダメージが変わり、決められた回数(今回のワークショップでは6回)を

戦った後、どちらのHP(体力)が多いかで勝敗が決まるゲームです。

HPはそれぞれ最初800ずつあります。



サイコロの1~5は攻撃の目で、この1~5の合計が500になるように

割り振ります。割り振りの数は自由で、平均的に割り振るも良し、

一つだけ高く割り振り、一撃必殺に懸けるも良しです。

ただし、全部100にする割り振り方はダメです。



6は回復の目で、この目が出るとHPが300回復します。

回復は一対戦中に一回限り有効で、

2回目以降は何も起こらない目(自分の番は終了)となります。

なお、HPは800が上限でこれ以上にはなりません。

(※HPが700の時に回復しても1000にはならず、800になります)






この技のシートでは、先ほど作ったキャラクターを使って、

どんな攻撃をさせるか(○○パンチ、××キックなど)、

どんな回復をさせるか(好きな食べ物、好きなことなど)、

技の名前を考えてもらいます。また、その絵も描いてもらいます。

それから、割り振りの数も考えてもらいます。

これらは自分の大事なキャラクターの戦闘能力なので、

人に見せないようにこっそりと作ってもらいます。



(例)僕の作った"ぽよん"の技シート

ふと見つけた路地裏のように



技シートが完成したら、出目ごとにハサミで切って、

1~6までのカードにします。それらは裏返しで手元に置いておきます。



これでバトルの準備は出来ました。

ジャンケンで先攻と後攻を決め、バトルシートに名前を記入します。

ふと見つけた路地裏のように



いよいよ、バトルスタートです。

サイコロを振り、出た目の数のカードをその技の名前を言いながら、

表向きに出して、そのダメージだけ相手のHPから減らしていきます。

相手は初めてここで自分の技の名前と攻撃力を知ることになります。

そうやって交互に繰り返して戦っていきます。



今回のワークショップでは6回目まで戦うとし、

3回目とラストの6回目だけは攻撃力が倍になる(ただし、回復は

そのまま300とする)で遊びました。






初めての講師としてのワークショップでしたが、

参加してくれた子供達8名みんな楽しんでくれました。

最後に子供達から並んで「先生、今日はありがとうございました!」と

言われた時は感激で思わず泣いてしまいそうでした。

「ありがとう」と言いたいのは僕の方です!