「ありがとう」 | ≪オザログ≫

「ありがとう」

こんばんは。


何だか言葉がうまく見つからなくて時間だけが経ってしまいました。

そして結局、2日経った今も、何と言えばいいのかわかりません。

ただ、お礼だけはちゃんと言わないとって思って。

思ったことをただ綴ってるだけなので読みにくいかもしれませんが最後まで読んでくれれば嬉しいです。



先日、鳥取の地で松本山雅フットボールクラブの2008シーズンが終焉を迎えました。

今年は終わったと思ってもまだ続いたりしていたので正直何だかあまり実感がありません。

まだあるんじゃないかと思って・・・。

でも本当に終わってしまいました。


結果は本当に残念で仕方ありません。

悔しいという気持ちと、あれだけ応援してもらったのにいい報告が出来ないことを申し訳なく思う気持ちでいっぱいです。


でも、やっぱり一番皆さんにお伝えしたい言葉は、「ありがとう」です。

この感謝の気持ちはどれだけ言葉で尽くしてもきっと伝えきれないと思っています。


そのくらい特に今年は背中を押してもらいました。


結果が出なかった時、うまく行かなかった時、ここにも厳しいコメントをいただいたこともありました。

スタジアムで罵声ともとれるような言葉を浴びせられたこともありました。

色々な人に色々な事を言われ、正直、どうしたらいいかわからなくて精神的にきつい時もありました。



でも、

試合になれば力いっぱい声を出し続けて応援してくれる。

厳しい言葉、厳しい目でチームを見ていながらもちゃんと試合を見にきてくれる。

どれだけ苦しい言い訳のようなことを書いても、ちゃんとそれを読んで叱咤激励してくれる。



それがどれだけチームの、そして小澤の背中を押してくれたか。。



本当に「ありがとう」という言葉では言い表せないくらい感謝しています。

お陰で今シーズン、最後まで走りきることが出来ました。

満足は出来るわけもないけど、それでも今の自分なりに精一杯やることは出来たかなと思っています。




・・・ただ、やっぱり結果を出せなかったことが本当に悔しくて仕方ありません。

この感情のやり場がなくてどうしたらいいかわからなくなっています。


今年は今まで以上に自分に厳しく、サッカーに集中する為に色々迷惑を掛けながらでも真剣に向き合って取り組んできたつもりです。

波はあったけれどそれでも少しづつだけど成長してるということを実感しながらシーズンを戦うことが出来ました。

チームとしても試合を重ねる毎に成熟度が増していくのを感じてました。

天皇杯でもある程度、結果を残すことが出来たことによって自信も生まれてきてました。


そして迎えた地域リーグ決勝大会。

急きょ出場できることが決まったので決して万全とは言える状況ではなかったですけどあの限られた時間の中でクラブとしても、現場としても最善の努力をして試合に備えました。



2試合を勢いのつく形でモノにして迎えた最終戦。

残念ながらPK戦で敗退、またしても決勝ラウンドに駒を進めることが出来ませんでした。

PKは運だから仕方ない。。。



もちろん外した選手を責めるようなバカはこのチームには誰もいません。

小澤が大好きなバッジョの言葉にこういうのがあります。


「PKを外すことの出来るのは、PKを蹴る勇気を持っている者だけだ。」


この苦い経験を得てきっとまた一回り精神的に大きくなると思います。

去年、天皇杯県予選の決勝の時に外した小澤がそうだったように。



まぁ確かにPKは運の要素が大きいかもしれないです。

だから仕方ない??


・・・果たして本当にそうなのでしょうか?


PKになってしまった事自体に目を向けなければいけないと思ってます。


勝てるチャンスは山ほどあった。

試合自体も支配していた。


でも勝てなかった。


そこには今年のチームの在り方が見え隠れしてるような気がしてならないです。

まだまだ取り組み方が甘かったんじゃないか?

もっと出来ることがあったんじゃないか?


試合が終わってからずっとそんなことばっか考えてます。

もうどうにもならないのに、あの試合のあの時、あそこでこうしてれば・・・とか、

普段からもっともっとシビアに取り組んでいれば・・・とか、

今更どうにもならないことばかりを考えてます。


後悔しないように、と毎日必死にやってきたつもりが終わってみれば後悔だらけ。

どうしたもんか・・・。

情けない限りです。


きっと結果を出さない限りは後悔しないなんてことはないんだと思います。

やっぱり勝負の世界はどんだけ綺麗事を言っても勝ったものが強い。

本当に他には何もいらないから、結果だけが欲しかったです。。




今年は本当に自分のサッカー人生を賭けるくらいの気持ちでやっていたから、

すぐにじゃあまた来年リベンジ、という風にはなかなか思考を持っていけずにいます。


普段はものすごいポジティヴなハズなのに、

今頃は石垣島だったのになぁとかいらんことばっか考えて何も手につかない自分がいます。


そしてそんな自分に無性に腹が立ってます。

結果を出せなかった自分。

納得のいくプレーが出来なかった自分。

そして何よりも、毎日後悔しないようにやりきった!という気持ちで日々過ごしていきたいといいながらも、今、もっとやれたハズだという後悔をしている自分に心底腹が立ちます。



昨日読んだ本に、小さな目標を達成し続けていくことが幸せへのステップだと書いてありました。


小さな目標・・・。

いくらそれを日々積み重ねても、この大きな壁を乗り越えない限りは無理な話だなと思っています。


この壁。

ほんと嫌になるくらい高い。


・・・でも、山雅はいつかこの壁を乗り越える。



ちゃんと理由があります。

今回もまた跳ね返されてしまったけど、シーズンを通じて再確認出来たことが一つ。


サポーター、応援してくれる人達の存在!!

地域のサポートは何よりも必要なものだと今回、改めて思いました。


このサポートがある限りこのチームは成長していくことが出来ると思います。

サポーターがすごいチーム。

そんな話が独り歩きしないようチームも強くならなきゃ。


こういう相互関係がある限り、きっとクラブは成長していくだろうしどこにも負けないファミリーになると思っています。





とまぁ、頭の中にある言葉をづらづら書き綴った感じで本当に読みにくいと思いますけど、今考えてることはこんな感じのことです。


今後についてはこれからクラブとの話し合いになります。

自分の中でも色々思うところもあるし、まずは話を聞いてから自分なりにゆっくり考えてみたいと思います。



とにかく2008シーズン、応援して下さって本当にありがとうございました。

お陰で悔しい思いは沢山したけれど、色々成長出来たと思っています。


これからはなかなかここには書くことが出来ないことも出てくるし、

今は練習がない状況なので山雅のことを書けない時が多くなると思います。


これまでみたいに毎日更新することは出来ないかもしれませんが、プライベートな部分ではオフになり色々動けるので書けるような事が多くなると思いますのでなるべく更新していきたいと思います。

引き続きオザログをよろしくお願いします。


面倒くさがりで三日坊主の小澤が今年、当初目標としてきたシーズン中の毎日更新をほぼ達成出来たのは、ひとえにこれを読んで下さる方であったり、コメントして下さる方達のお陰以外の何物でもありません。

小澤にとって無謀な冒険とも思えたブログは今や生活の一部となり、大きな心の支えとなりました。


拙い文章に付き合って下さって本当にありがとうございました。

また追って色々報告させていただきますね。



とにかく今はいつものポジティヴ小澤に戻れるよう頑張ります!!

でもその前に少しだけ休みたいと思います。



ではまた。



修一