昨夜、「一眼レフカメラ」が自宅に届きました。
これまで10年以上、乾電池使用の500万画素のデジカメを使い続けてきましたが、どうやらこのカメラ君、頑張りすぎたみたいなので、これまでの思い出と共に「ありがとう」と言って、新しいカメラを購入しました。
本当は今日、朝早く起きて、いろんな景色やお花たちを撮りに出かけようと思っていました。
でも、窓を開ければあいにくの雨。
京都は寒い寒い一日になりました。
「はやく撮影してみたい!」
その想いを抑えきれず、今日は母の作品たちを撮影することにしました。
(母は現在、木目込み人形(きめこみにんぎょう)の師範を目指して頑張っています)
素人の私が写真をうまく写すことはやっぱり難しい。
そこで、母の出番。
アマチュア・カメラマンでもある母と共に、試行錯誤しながら撮影していきました。
撮影していく写真を見ていて気づくことがありました。
それは、私の目線。
ほとんどが上から見下ろすような形で撮影していました。
そこに写る人形たちの表情は、なんだかさみしそうだったり、悲しそうだったり、くやしそうだったりしていることに気づきました。
「あぁ、そうかぁ、ボクは上から目線だったんだ!ごめんね。」
そう言って、今度は相手目線、同じ目線で撮影を開始してみました。
するとね、驚いたことに、そこに写る人形たちが笑いはじめたんです。喜んでくれたんでしょうね。
で、それでそれで…
今度は、ちょっと下から上を見上げるような形で撮影していくと、その人形がまるで「夢や希望」を持っているような前向きな表情に変わっていったんです。
自分目線。
相手目線。
それらに気づけてよかった。
今から相手目線を大切に…
そして、時には相手を見上げるように、輝かせるように、そんな目線で、大切な人たちと接していきたいと思いました。
あなたとあなたの大切な人にとって、笑顔が輝く週末になりますように。