雨『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。ニコニコ

なんと日本が世界に誇る「源氏物語」でさえ、中国の文章を引用して、さまざまな形でアレンジしているということだった。そして、その「源氏物語」もさらに、引用されて多様な作品が生まれているという。

やはり本当に価値がある作品は引用されるものなのだろう。引用の元を知ることは知識も増えて教養につながっている。

欧米圏なら、「聖書」が絶対的な引用の大元だった。それを知らずに話していると、知的教養を疑われるらしい。

普段から引用しようと思っているかどうかで、インプットとアウトプットの質さえ違ってくるのだった。それを人に話すことで定着するようだ。