くもり「ビジネス革新の極意」鈴木敏文・齋藤孝著より。恋の矢

これは斉藤氏自身のことだが、もともと頭の構造が凡人とは違うのだろうとも思える。それには独自の方法(コツ)があるという。せっかく本をたくさん読んでもほとんど忘れてしまって、二度買いすることもしばしばだ。

本を読んだら、読んでいる最中に人に話すことだという。確かに読んで時間が経てば内容は忘れてしまう。人に「いま読んでいる本はこういう本でね」と話すだけでもいいらしい。

また、本の内容に合わせて、自分の経験をひとつ混ぜて話せば批評が出来上がるともいう。一番身近なのは家族だろう。極端かもしれないが、ペットや独り言でもいいらしい。

「経験とりまぜ再生方式」と名付けた方法は、自分の経験を混ぜて話すということだった。そうすると自分の話のようにもなるという。忘れなくなるいい方法に思える。