晴れ「パワーロジック」内藤誼人著より。ファニークール音符

たとえば映画の説明などもいきなり長い文章があると読むのに心構えが必要そうだ。しかし、要約してあったり、ワンフレーズだけならすぐにでも読める。ブログも文字がびっしりだと読む気もしないかな。

説得には「長さ」よりも「質」が大切なようだ。短い文章でも面白そうだと思えば、その先を知りたくなるものだ。人の話も長引くと嫌になってしまうものだ。

有名な俳句や名言も短いからこそ頭に残りやすい。広告のコピーも数十年前のものでも、短いほど覚えている。たとえば、「男は黙って~」や「スカッとさわやか~」などはすぐに思い浮かぶ。

ある博物館でのラベルの説明文を150ワードから50ワードにしたら、それを読む訪問者は2倍以上も増えたという。やはり誰も長ったらしい情報は好きではないということだろう。