曇「ひらめきをカタチに変える58の方法」茂木健一郎著より。イージーチキン風鈴

珍しい表現だったので気になった。いいアイデアを出すためには、「ひらめき」が大事になってくる。ニュートンは木からリンゴが落ちるのを見て「万有引力の法則」のひらめきを得ていた。アルキメデスはお風呂に入った時、浴槽からお湯があふれることで「アルキメデスの原理」を思いついていた。

それらは当然ならが普段から常に頭の中で考えていたからこそ、気がついたのだ。それは「準備」とも言えた。思考のリフティングとは普段からどれだけ勉強しているか、自分の頭で考えているかという努力だった。

スポーツ選手のトレーニングと同じようなものだった。サッカー選手がボールコントロールを養うためにリフティングという練習をすることから、思考でもその基礎となるリフティングが大事だという意味のようだ。

創造性にも常に基礎練習が必要だった。つまり常に考え続けること、疑問を持ちつづけることだった。またひらめきを生むためにはリラックスした状態をつくることも大切だという。偶然だけのひらめきではなく、それなりにいろいろな準備が必要なことを感じた次第。