曇「遊び上手が成功する」中谷彰宏著より。ショック汗家

これも、食べる時や遊びの時のリスクを考えすぎて十分味わえないことと似ている。ここでのタイトルは「遊ぶ時は、後片づけのことは考えない」となっていた。

そして、このあとには“でも終わったら、しっかり片づけること”、という言葉が隠れていると思われる。どんなに散らかして遊んだところで、その後にきっちりと整理整頓しておけば問題がないことだ。つまりは自己責任でやれば問題ないはずという意味だったのだ。

約20年ほど前のことだが、クリスマスシーズンになるとリース作りをしていたことを思い出した。自然の木の実やツルなどを大量に集めて、色付けをして作ったものだった。その際材料や細かいゴミも大量に出て思いきり部屋に広がっていた。

しかしその遊び(作業)が終了すれば、きっちりと掃除をすると実に気持ちがよかったものだ。その時の掃除も別に苦にならなかったものだ。それを含めての遊びだったのだろう。

遊んでいる時が楽しければ、その準備や後片づけも大したこととは感じられないほどだ。いつでもそうありたいものだが。中谷さんは「一流の遊び人は、一人コツコツと片づけている」と語っている。それができてホントの大人の遊び人と言えるのかな。