晴れ「すごい人のすごい企画書」戸田覚著より。びっくり2OK

最近ではなんでもお手軽にネットで検索することができる。ということは、誰にでも同じような内容の情報を入手できるということでもあろう。それだけでは価値は低いことになる。

知ったかぶりをしようと思っても、すでに多くの人にとっては目新しい情報ではないかもしれない。企画を立てる場合には、これを使ってはいけないということではなく、それを目玉にもってきてはいけないということだった。

価値があると思われるのは、相手のために足で稼いだ情報だった。むしろ手作りといってもよさそうだ。たとえば、自分でアンケートを考えて実行してみて、データを収集するなど。それは相手の利益を考えているからこそできることだともいえる。

やはり単にインターネットで収集した情報の組み合わせよりも、努力、工夫した企画書ほど受け入れられやすいだろう。意外なところでは、政府の統計や白書のなかの情報などは、利用価値がありそうだ。意外に宝の山だったり・・・

筆者は「手元にある情報や内容をどう組み合わせるか、それが知恵の使いどころなのだ。いわば演出ともいえる、とても楽しい作業である。」とも述べている。やはり楽しい作業と呼べるほどなら説得力もあるだろう・・・な。