「万年筆クロニクル」すなみまさみち・古山浩一著より。
この本は万年筆好きにはたまらない一冊かもしれない。筆者のすなみさんは、万年筆1万本、シャープペンシルとボールペンを入れると総数1万7千本を超える収集家だ。つまり日本最大の万年筆コレクターで、世界でも10本の指に入るそうだ。
そんな彼に「コレクションとは何か?」という質問に対して次のように答えていた。「コミュニケーションに他ならない。・・・コミュニケーションの深まり無しにコレクションはありえない」。
そして「ただ集めるのはすぐに限界が来る。深い人間関係を築くことこそ重要です」とも述べている。実に味わいのある答えだった。
さて、この本には万年筆への愛情がたっぷりこもっているようだ。万年筆の歴史や豊富な古いカタログやイラストが掲載されて、見ているだけも楽しい。万年筆で書かれた文字にはやはりボールペンや水性ペンとは違った味わいがある。線の太さや細さにも文字の勢いさえ感じられる。
とくに日本語の漢字、かな、カタカナ、さらにアルファベットと様々な文字を表現するには万年筆はいいようだ。とはいっても、私自身もう25年以上は手にしてなかった。デジタル時代だからこそインパクトがありそうだが・・・
(もしこの本をじっくり読んだら万年筆を手にとってみたくなるかも)
この本は万年筆好きにはたまらない一冊かもしれない。筆者のすなみさんは、万年筆1万本、シャープペンシルとボールペンを入れると総数1万7千本を超える収集家だ。つまり日本最大の万年筆コレクターで、世界でも10本の指に入るそうだ。
そんな彼に「コレクションとは何か?」という質問に対して次のように答えていた。「コミュニケーションに他ならない。・・・コミュニケーションの深まり無しにコレクションはありえない」。
そして「ただ集めるのはすぐに限界が来る。深い人間関係を築くことこそ重要です」とも述べている。実に味わいのある答えだった。
さて、この本には万年筆への愛情がたっぷりこもっているようだ。万年筆の歴史や豊富な古いカタログやイラストが掲載されて、見ているだけも楽しい。万年筆で書かれた文字にはやはりボールペンや水性ペンとは違った味わいがある。線の太さや細さにも文字の勢いさえ感じられる。
とくに日本語の漢字、かな、カタカナ、さらにアルファベットと様々な文字を表現するには万年筆はいいようだ。とはいっても、私自身もう25年以上は手にしてなかった。デジタル時代だからこそインパクトがありそうだが・・・
(もしこの本をじっくり読んだら万年筆を手にとってみたくなるかも)