晴れ『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。ハート

自律神経の力は10年でおよそ15%ずつ低下していくと述べられている。すると、免疫力も低下し、健康を維持する力も徐々に失われてしまうらしい。

自律神経のバランスのいい人は、見た目も身体の中も、実年齢より「若い」といえるようだ。これは筆者が多くの人の自律神経のバランスを調べた結果言えることだった。

ポイントはイライラすることや、怒ったり、悩む原因を遠ざけることで、副交感神経の働きを上げることだった。心に余裕を持っていることが大事なことだった。

最高の健康法は、ふだんから副交感神経を上げることを意識的に行うことだった。そこで大事なことは「あきらめる勇気」だったのだ。

 

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雨『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。トリ

これは意外な指摘だった。腸内環境がよく、腸の活動が正常なら、それだけ良質な血液が作られるのだった。

腸は食物の栄養を吸収しながら、それに負けないくらいに大切な「血液の質を決定する」という役割も担っていたのだ。

しかも、それをコントロールしているのも、自律神経で、副交感神経の働きに影響しているのだった。

腸内環境を整えておくことは、意識して行っていきたいものだ。日常からヨーグルトは摂るようにしている程度だが。

 

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くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。UMAくん

交感神経が働くと、基本的には臓器は活発に働くというが、胃腸などの消化器官だけは動きが低下するという。

胃腸の動きが活発になるのは、副交感神経が動いているときだったのだ。つまりリラックスしている状態なのだろう。わかる気もする。

要するに、自律神経のバランスを整えれば、内臓は健康な状態を保てるということになるようだ。意識したいことでもあるな。

 

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くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。うーん

一般に言われることは、「笑う門には福来る」だろう。笑いはがん患者の免疫力をアップするとも言われている。

ふだんなかなか心の底から笑う機会もないが、たとえ作り笑いでも副交感神経は上がるという結果が出たようだ。これならどこでも簡単に出来そうだ。試してみよう。

自分の意志で何かをすることで、自律神経のバランスを整えることができるのだった。簡単なのは深呼吸だった。つまり、酸素を取り入れれば、末梢の血流量が増加するからだった。

深呼吸は、しばしば落ち着くためにするが、普段からそれを習慣にすればもっとよさそうだ。血流がよくなり筋肉が弛緩し、身体がリラックスするという。逆に浅い呼吸にはすぐに気がつくことが大事なのだろう。

 

くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。びっくり

このたとえは、実にわかりやすい。つまり、アクセルもブレーキも効きがよければ、クルマは最高のパフォーマンスを発揮するからだそうだ。

交感神経は血管を収縮させ、副交感神経は血管を弛緩させるという。このバランスが大事だったのだ。ストレスは自律神経のバランス崩す元だった。

また毛細血管の血流をよくしておくことも健康には大事なことだという。血流がよければ、血液の質もいいということらしい。

 

くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。音譜

今までまったく自律神経については考えたこともなかった。しかしこれを読むにつれて次第にその重要性も感じてきた。

体はすべて脳がコントロールしているように思えるが、そうではなかった。たとえば、呼吸は意識していないが、眠っている間でもそれをコントロールしているのも自律神経だったのだ。

暑さ寒さにも耐えられるのも、そうらしい。人の生命活動のすべてを24時間、365日縁の下で支えてくれているシステムだった。そう考えればその重要性をもっと意識しなければと思った次第だ。

 

晴れ『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。やぎ座

仕事にやりがいを感じて、好きだとついつい仕事を優先して、自分n体のことを後回しにしてしまうことがあるという。そのことで人の何倍も心身を削ってしまうのだ。

そのツケが自律神経のバランスの乱れとなってさまざまな症状を引き起こしてしまうそうだ。好きな仕事ならストレスもほとんどないと思っても、そうではないようだ。仕事のし過ぎはよくなかったのだ。

やはり大事なのは交感神経と副交感神経のバランスだった。気をつけたいものだ。

 

くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。ゲラゲラ

この勇気でノーブル賞を受賞した山中伸弥教授につて述べられていた。氏は素晴らしい才能に恵まれていた方だが、手術が苦手だったそうだ。そこで臨床医をあきらめて基礎研究に移られたという。

小林氏はこれはものすごい勇気だと思わずにはいられないという。基礎研究は収入も少なく研究費の獲得もままならないからだった。食べていくことさえも難しくなるというリスクもあったのだ。

しかし山中氏はそのリスクを負うことも覚悟の上で、そこならいきいきと輝けるという場所を選んだのだった。これもあきらめたからこそ大輪の花を咲かせることができたと小林氏は述べていた。

 

くもり『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。イラッ

「あきらめる」というと、物事を途中で投げ出してやめてしまうことだと考えるが、そうではなかった。漢字では「諦める」となるが、これは「明らむ」を語源としたのだ。ものごとを明らかにすることだった。

ストレスのない人は誰もいないという。問題はそのストレスに振り回されないことが大事なことだった。ストレスの原因を明らめて、心と体を健康状態にすることがポイントだった。

いろいろな選択肢があると、心は迷って自律神経のバランスを乱してしまうという。ということは、ほかの選択肢を「あきらめる勇気」を持つことが必要だったのだ。

 

晴れ『「あきらめる」健康法』小林弘幸著より。高通通

サブタイトルには「自律神経を整える」とあった。筆者は長年この研究をしている医師だった。ここで例として述べられているのは、矢沢永吉さんだった。還暦を過ぎてもスーパースターの代表だろう。

矢沢さんはかつて信頼していた人間に何十億と横領されてしまったが、その後しっかりと復活している。その強さとは、人を恨む気持ちを抑えて、悪いのは自分でチェックしていなったからだと自分のことと気持ちを切り替えられたことだという。

すべての責任を自分が負い、ひたすらステージに立ち続けて、長年かかって借金を完済してしまったのだ。誰もができることではないだろう。

ポイントは「誰かのせい」ということを「あきらめた」からこそ真の「あきらめない勇気」を持てたと筆者は述べていた。

心配事やネガティブな感情はストレスになり、自律神経の乱れは、心と体に大きく影響をおよぼすものだと小林氏は指摘している。気をつけたいものだ。