いい感じに定期的にダンスレッスンに行けている昨今。
今日は改めて「表現」の「核」に触れた気がした。
ミディアムスローの邦楽ナンバーで、
歌の内容は、
大切な人を失い、そこから進む勇気がほしいと「月」に祈るもので、、、
振り付けも歌詞に沿った素敵なものだった。
歌詞やメロディー、動きにとらわれてた私たちに先生は
「自分の世界を作って」といった。
「こう見せると綺麗か」「これは醜いか」
なんて邪念(確かに時にその目線は必要だけど。)
あーだこーだ考えるのは止めて、心の赴くままにやってみようと思い直した。
ふと、私の頭をよぎったのは
昔の
叶わない恋。
当時を思い出して、その人だけを想って踊った。
踊りながら目頭が熱くなる。
伸ばした腕の先に月が見える。
心は悲しいのに、自然と微笑みがこぼれる。
愛してたから。
先生から、拍手。
「こうして踊ってもらえると、振り付けが報われる」
そういった先生の瞳に涙が浮かんでいた。。。
芝居でも、そうだ。
誰かが言ってたっけ。
「お客に訴えるから、お客は感動するんじゃない」と
「誰か一人に伝える、ゆるぎない想いに観る人は感動するんだ」と。
なんだか大切な事をまた教わった気がした・・・。
有意義な1日。
ほんと、日々勉強ですね。