鳥山新一先生とバイコロジーブーム!
TBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」ゲスト出演(後編)の放送も終了し、ほっとしています。
収録は3月9日だったので話した内容もうろ覚え。
放送を聴きながら「え?3つ目って何なんだ?何を話したっけ?」等、3月の自分自身と向き合うようで妙な気持ちでした。
「4匹の魔物?(坂、カーブ、風、トンネル)」
そんな事言ったら皆ビビッて自転車に乗らなくなってしまうだろ!
三浦半島には魔物と闘える?仲良くできる?勇者しか来なくなるぞ!
パーソナリティの石井さんが何度も聞く「初心者向け自転車のすすめ」の質問に素直に答えず脱線する自分自身にイライラ!
「おまえ!ちゃんと石井さんの質問を聞いているのか!」
。。。。。。。。。
収録中に鳥山新一先生の名を口走った時は自分自身でも驚きました。
アドリブで話をするという事は年齢分(人生の経験)の記憶の扉が開かれると言う事なのでしょうかね?
疋田さんがすぐに「東大医学部の!」と反応して下さったので話は続きましたが・・・。
頭で考えるより先に自分の口が勝手に喋っていたという事です。
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「ツーキニスト」と言う自転車用語を生み出し平成時代の自転車の聖書を書き続けている先生が疋田さんだとすると鳥山さんは昭和時代の自転車聖書を書いた伝説の人なのです。
「ロードマンシップ!」と言うサイクリストである為の精神論を叩きこんで下さった先生です。
自転車スピード狂であった中高生の頃、私は先生の自転車乗り魂!精神論の影響を受けました。
とても辛口な方で軍隊を率いる隊長さんのような印象を受けていましたが、疋田さんも恐い人だと仰っていたので当時の自転車少年達にとって、そうだったのかも知れませんね。
鳥山先生の事は当ブログの最初のページ自己紹介にも書いていますので読んでみて下さい。
疋田さんからは「バイコロジーブーム」の言葉も登場し今やベテランとなった私の若き頃を思い出させて頂きました。
バイコロジーブームとは70年代のアンチモーターリゼーション!から生まれた運動。
「大気汚染を生み出す自動車ではなく環境に優しい自転車に乗ろう!」というアメリカで生まれた流行でした。
バイシクルエコロジー(自転車生態学)という意味でした。
P、S、
スポーツサイクルの3点調整法も鳥山さんの本から学んだ事です。
時代と共に進化しましたが原点はここにあると今も思っています。
70年代バイコロジーブームと共にブリヂストンサイクルから「ロードマン」というドロップハンドルのスポーツ自転車発売されます。
年配の方ならその名を知る事だと思いますが、当時は国民的自転車と呼ばれ大ヒット商品でした。
鳥山先生のロードマンシップはその前からの言葉です。