ストーブリーグの中で。
自転車業界ストーブリーグ真っ只中。
お客様、同業者、協会、経済に強い信頼のおける友人から色々な情報が日々入ります。
業界内だけではなく大きな視野を持って経済動向を全身で感じていないと・・・・という事です。
マーケットサイズ動向(エリアマーケットサイズ)はリアルタイムで発表されるものではありません。
数ヶ月前の数字(私にとっては過去の数字)の動きを見て「予測」せねばならぬ!ものなのです。
メーカーの出荷、防犯登録からマーケット台数を知る事はある程度可能ですが、マーケット金額の調査は困難を極めます。
メーカーや同業者との信頼関係を築き続ける事が正しい情報を得る事に繋がると思っています。
情報にはガセネタもあります。
業界内にはガセネタを信じきっている純粋な人もいます。
戦略的にガセネタを流すしたたかな人や知ったかぶりをする人もいます。(私は関わらないようにしていますが・・・)
謙虚に冷静に温かい心で情報を分析し、大人の対応で接して来る(人としてもお手本になる)人との議論は次へのヒントにもなりますし学ぶ事も多いと思います。
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この季節、自転車業界では色々な研修もあります。
経営コンサルタントによるセミナーの案内のダイレクトメールもよく来ます。
30年程前は色々なセミナーに積極的に参加をしていましたが、コンサルタントが何をネタに講義しているのか?という事を感じた時からやめました。
「これからの時代、商品圧倒展示!借金しても大型店舗化!多店舗化!」
と熱弁をふるっていた講師が、2,3年もしないうちに・・・・
「在庫圧縮、借りている倉庫は返して自社倉庫は貸せ!」
「不採算店の縮小!借金するな!自己資金を回せ!」
???
言うのは簡単。
借金までして店舗拡大した店はどうするんだ!
借金は膨らみ在庫に殺されるぞ!
経済や経営の基本は何も今始まった事ではなく何百年といった「歴史」という手の平の上で転がされていると思います。
セミナーを選び、学習の時間を考えるなら「儲け」をテーマにしたものよりも「経済史」や「貸借対照表」のからくりを学ぶ事のほうがよっぽど為になると考えます。
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今年のストーブリーグ、益々熱くなって来ました。
全て私の年下となったメーカーの営業マン。
ブリヂストンとヤマハの担当が替わりました。
新規契約を望むメーカーの若い社員もよく来ます。
やる気があっていいな。
P、S、
全ての人を公平に受け入れますが・・・・・・・
行動(言動)があまりにも自分本位で非常識な人とは関わりを持たないようにしています。
「誠実」である事。思いやりがある事。
ストーブリーグで人との関わりが深くなる時、いつも感じる事です。
そうそう、ストーブリーグのスパイスとなるのが受験生の緊張感!
町全体にピーンと張り詰める若人のエネルギー!
「頑張れ受験生!ラストスパートだ!」