春の通学自転車人気カラーランキング!最終発表!
学生時代・・・
教育心理学概論の授業(だったと記憶していますが)で、赤い服を着ている生徒が多い年は発言する子が多く、活気のある授業が出来ると教授がお話されました。
「積極的で自己主張が強く、よく喋り、我がままで目立ちたがり屋で疲れるが・・・裏表がなく面白い!」
我が世代は学生運動が盛んだった全共闘世代を反面教師に育ったニヒルな世代です。
三無主義という言葉も生まれ、「何もしないで冷静に状況を見ている」と言った若者が多く、教授にとっては大人しく物足りない学生達だったのかも知れません。
周りを見回しても赤い服を着ている学生は少なかったように思います。
なぜ?この授業をはっきりと覚えているのか?
それは、私が真っ赤なスイングトップを着ていたからです。
ブリヂストンサイクルから配られた物でした。
本来は店主(父親)が店で着る為に配られたものでしたが・・・
(貧乏学生、おしゃれするお金なし)
その後、色については色々な方から色々な説(経済動向と流行色)を聞いてきましたが、人それぞれで面白いなぁ・・と思っております。
「景気が悪くなると明るい色が流行りカラフルになる」
(人々の心を明るくする為)
「景気が良くなると明るい色が流行りカラフルになる」
(人々の心が開放される為)
と言った正反対の説もあります。
わが業界は景気が悪くなるとメーカーが車種数や色数を絞るので、景気が良い時がカラフルで悪い時がモノトーンです。
時代を振り返ると流行色と時代、世代、経済動向等が見えて来るようにも思えます。
2016年の高校生、大学生の選んだ通学自転車の人気色はどんな時代背景があったのか?
5年後、10年後になんとなく感じるものなのでしょうね。
2016年、春の通学自転車人気カラーランキング最終発表。
優勝、ブラック
2位、ホワイト
3位、ブルー、ミントグリーン
4位、レッド、シルバー
5位、ダークグリーン
6位、チタンゴールド
(車種はシテイサイクル、クロスバイク、電動アシスト、ロードバイク、マウンテンバイクでした。)
ブラックの独走でした。店頭に在庫がなくなっていた時ですらブラックの指名注文が殺到しました。
2位、ホワイトは気温が高くなるにつれ支持が高くなり、出だし好調だったミントグリーンが後半不調。
ブルーは淡々と販売台数を伸ばし、ダークホースだと思ったレッドが今ひとつでした(店頭在庫は完売しましたが)。
シルバーはシテイサイクルでチープなイメージ(安売り自転車)が付き過ぎた為か苦戦。
ダークグリーンは店頭展示をしなかった為にこの順位でしたが二人とも女高生からの注文販売でした。
チタンゴールドは電動車。シテイサイクルで生産する車種が少ないのでこの順位は仕方がないのかな?
通学車以外の自転車では電動でブラウン、グレー。
お買い物自転車でローズ、ベージュ。
子供車でピンク、オレンジ、カーキ、イエロー、パープル。
等が売れましたが、通学車では1台も出ませんでした(生産していない事や展示していない事の理由もあるでしょうが)
春の自転車セール!
春需と呼ばれる通学需要はひと段落しましたが、クロス、ロード、マウンテンバイク等、スポーツ自転車と子供車が本格化してきました。
週末4台のスポーツ車と子乗せ電動自転車の納車があります。
中学生、女子サイクリストへのロードバイクの納車も含まれていて組み立てが楽しみです。
そうそう、今月は前2輪の3輪自転車ブリヂストンミンナが売れました。
TVや展示会で見た事はありますが販売は初めてです。
前がくねくね動く構造に???
お客様にはスイングストッパーを付けた状態で納車しました。
最高速度5k。歩くのと同じ速度で走る前2輪の3輪車です。
お客さまに感想を聞くのが楽しみです。
P、S、
熊本、大分、九州への支援。
我が業界でも始まっています。
自粛より行動!だと思います。
業界が利益を上げなければ義援金も送る事も出来ません。
元気ある人がさらに元気を出して!
もっと、もっと元気を出して!
経済を動かして、九州に早く!早く!