今まで一回しかしていない、しかもその一回はポートでのHPN(在宅中心静脈栄養)を始めた直後、ということで調子こいていた結果です。
ポートの刺入部のあたりが腫れて痛くなったので、一度病院で診てもらったものの、熱は出ていなかったので大して心配はしていなかったのですが、翌朝起きて何か熱っぽいと思って体温を量ってみたところ39度まで上がっており、感染を確信しました。
39度も熱が上がると、この酷暑でもエアコンが必要ありません。エアコンの訊いた部屋に入ると寒すぎて布団をかぶらないと耐えられず、普段なら座っているだけでも汗をかくような部屋の中でもまったく暑さを感じません。そのままじっとしていれば熱中症になっているところでしょう。
原因ははっきりわかっています。
・汗をかいて痒くなったのでポートを抑えているテープを剥がした
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・テープが剥がれると同時に針が浮いた
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・少しだけ輸液が漏れてポートの周りが腫れた
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・会社の倉庫の整理をして、刺入部が汚い空気に触れた
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・ポートに菌が入った
今まで一度しか感染したことないので油断していました。これからは気をつけます。
病院では左の胸に入っていたポートを抜いて、完全に熱が下がってから右に新しいポートを埋め込みました。相変わらずポートを抜いたら埋めたりするときはビビりまくるので、色々と気を使ってもらいました。
・処置室の匂いが苦手なので、マスクを着用
→においを感じずに済みました。
・ビビりまくるので、スピッツのCDを流してもらう
→いつだかのベスト盤だったようで知っている曲ばかりで、歌詞を口ずさんでいたら気が紛れていつもより楽に終わった気がします。おかげさまで今まで以上にスピッツが好きになりました。
あと怖いのは音です。切ったり何かを抜いたり入れたりする音が聞こえるので、変に想像をしてしまって余計にビビってしまうようです。今度は切る方の耳に耳栓を入れて臨もうと思います。
無事にポートの埋め込みは終了し、次の日には退院できました。一週間と最近にしては長い入院期間でしたが、それなりに得たものもあったと思います。
・感染は簡単にするから注意が必要
・病院から二度も花火が見えた
・NHKラジオの子ども電話相談室を聞いていたらいろいろ勉強できた。カバはワニと戦ったら勝つ、草食動物の寿命は歯の寿命と比例する(象を除く)など。
とはいえ、一週間も入院はしたくないし、入れ替えもできるだけ避けたいです。ということで、感染には気をつけましょう。
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