第52回 京の冬の旅 その5 狩野一族の菩提寺(妙覺寺)  | レレレの行ってみたらこんなとこ!

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散策で主に史跡、神社仏閣を巡ってます
各地のガイドマップに載っている史跡、山川出版社から出ている歴史散歩シリーズの画像補完計を秘かに計画しています(笑)
ドライブの一助になれば幸いです(^^)
愛書家(読書家とは違います(笑))なもんでたまに本のことも書いてます

前回からの続きです
今度は京の冬の旅で特別公開されている妙覺寺へ行きました




この山門は聚楽第の裏門が移築されたものと言われているそうですびっくり


山門をくぐっると正面に祖師堂

祖師堂へ行くまでには


いろんな石碑なんかがあります

祖師堂は渡り廊下で本堂と繋がっていて、今回は拝観することが出来ます♪おねがい

祖師堂の左側にある唐門の中は
本堂前にある庭園「法姿園(ほうしえん)」になります

その左側は大玄関

その左側は方丈

その前のプチ庭園

境内図

方丈から入ると、左手に受付があります
そしてこちらで御朱印帳を預けて、御首題を頂くことが出来ます

もちろん建物内は撮影禁止カメラ禁止
でも庭園は撮影OKですグッ

書院庭園


方丈庭園の確かブロ友さんが書かれてた悟りの窓⁉
そこからの景色撮ってないなぁショボーンと思ってたら、窓抜きで撮ってました(笑)

そして日蓮宗の本堂へ初めて入ったのですが、ご本尊のある部分が他の宗派とぜんぜん違ってるのに驚きました!びっくり
そしてそこには今回目玉?の現代作家さんの絵もありましたが、それは興味無し(笑)
それより驚いたのが斉藤道三の遺言状(複製)が展示してあったことです‼
斉藤道三の遺言状と言えば、道三が死んだら信長に美濃の譲るというようなことが書かれてあったものだと思います
その信長が亡くなったのは、同じ日蓮宗でもかの有名な本能寺ですが、実は信長が京都に来たときよく泊まったのはこちら妙覺寺で20数回中18回も泊まっていたそうです
本能寺は3回ということでした
だから解説のときも、こちらで変が起こっていたら「妙覺寺の変」として歴史に残っていたでしょうねと言われてました(笑)

本堂前の庭園「法姿園」


こちらはガイドブックにも載ってるように、緑のある頃がいい感じよようですにやり
こちらで頂いた用紙にこの庭園についてこう書かれてました
日蓮宗の庭には特に定義がなく、いわゆる紅葉を植えただけの「自然庭園」です。
法華経の中に「諸法実相」という教えがあります。「諸法」とはこの世の出来事「実相」とは本当の姿という意味で、「あるがまま素晴らしい」という教えです。と
そして最後にこんな言葉で結んでありました
「人生は良いこと、悪いこと、楽しいこと、悲しいこと、山あり谷ありですが、人間にとって、悪いことも良いこと、と同じように人生にとっては、大事なのですよという教えです。」
これは凄く迫害を受けたのち、盛況となった日蓮宗だと説得力がある言葉に感じます(^^)

本堂の北側に華芳塔堂(かほうとうどう)という建物が建っています
こちらには華芳宝塔(かほうほうとう)という木造の多宝塔があり、その中の石塔には日蓮聖人が比叡山の定光院(←押してもらうとリンクします)に居たとき書かれた法華経が納められているそうです

渡り廊下を渡り、祖師堂へ入ります
こちらには狩野元信が描いたと伝わる幅4.6m、高さ5.9mの大涅槃図がありました!
こんなデカイ涅槃図を僕は初めて見たのでビックリしましたガーン
その狩野一族の菩提寺とこちらはなっているそうです
境外墓地には、元信、永徳など一族のお墓があるそうです

こちらの御首題です

御朱印も頂けます

挟み紙
ただ志納(御朱印代)はどちらも500円になってますので、ご注意ください

こちらで頂いた妙覺寺について

時間に余裕があったので、散策しながらこの日最後の冬の旅の場所へ向かいます
まあ、そこになかなか着かないんですけどね(笑)
では、またぁ~(* ´ ▽ ` *)ノ