11月から蕉夢苑のメニューに刺身が解禁になりました。

 

6月以降は食中毒を防止するために生ものがメニューにあがることはありません。利用者の中には「生卵をぶっかけ御飯にして食べたい」と要望する人がいたのですが、こちらも同じ理由により、必ず火を通したものに限られています。

 

一般家庭の感覚からすれば、そこまで気を遣わなければならないものか、好きにしてもいいのではないか、そのように考える人もあろうかと思います。しかしながら、集団給食を預かる栄養士としては、絶対に食中毒を起こしてはならないという固い信念のもとに献立作りを行っていますから、一般家庭とは異なる制約が伴うとしてもその点を曲げることができなくて、皆さんには甘受していただきたいところなのです。

 

 

ともあれ、今日はサーモンと鯛の刺身が、生姜御飯、海老の茶碗蒸し、めかぶのすまし汁、りんごとともに食卓に上りました。サーモンはこの頃天草地方で養殖が盛んに行われ、身近な食材になっています。鯛の刺身は新鮮過ぎて、もちもちの触感というよりも硬いといったところだったでしょうか。久しぶりの刺身を皆さんは喜んでくれたでしょうか。