【回答】

〇備蓄品について

・一般論

備蓄品は大量の保管しておくべき(せめて7日分)、備蓄物資の確保と管理が必要、備蓄食料・装備の内容及び数量の見直し(再検討)が必要、通常の装備をもれなく準備する必要がある、近隣の方や他施設からの避難受け入れが沢山あった場合に備えることも必要。

・備蓄品目

非常食等の食料、飲料水、トイレ用の水の確保(風呂水等の利用)、毛布、布団(寝具)、カイロ、懐中電灯、電池、職員用ヘルメット、医療品関係、入浴できないときの清拭用品、シート、マット、カセットボンベ、各人の非常持ち出し用ザック、バスタオル、スリッパ、日用品、ウェットタオル・ティッシュ。

 

〇体制の整備について

・施設や設備

避難できる頑丈な別棟など、自家発電機(井戸があっても停電だと使えない、照明・テレビ用)、建物・設備の耐震対策、都市ガスのみだったが今後はプロパンを設備する。

・マニュアル

災害(特に地震)時・非常時のマニュアルの整備、見直し、再検討、フローチャートの作成、災害時のチェックリスト、地震想定の避難方法・手段(エレベーターのため)、地震時(災害時)のマニュアルの徹底。

・緊急連絡網や職員の対応

非常時の連絡網の再確認、職員の緊急連絡体制の見直し、緊急連絡先(県内外)との連携体制の構築、電話が不通になったときの連絡体制の整備(ラインの活用等)、職員間の非常時連絡網を「ライン」でグループ化する、人員配置が必要、ローテーションを守り現有人数でできる範囲内で対応する。

 

 

〇訓練について

定期的なシミュレーション、ライフラインに直結する施設整備の取り扱い方法の周知、地域を巻き込んでの訓練強化、被災時に職員がとるべき行動の再確認。

 

〇事前の取り組み(事前対策)について

各居室の荷物等の安全点検(整理整頓の心がけ)、居室内の危険度のチェック、ヘルメット、鳴り物(笛など)・懐中電灯などはすぐに取り出せる場所に置く、家具・家電などは倒れないように固定する。

 

〇その他について

初動において地域との連携が必要、入居者自身の意識改革(ケアハウスだからこそ)が必要、情報の収集・発信と支援団体等との連携が必要、6階建てのためエレベーター停止時の避難が課題。

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熊本県軽費・ケアハウス協議会から平成28年熊本地震による被災状況調査結果(概略版)平成2862日現在をFAX受信しました。

 

【質問1】施設(建物)の被害状況

【回答】

ほとんど被害なし・・・18施設

一部損壊・・・・・・・・・17施設

※具体的に

・内外壁等のひびわれ・・・13施設

・タイルの剥離・落下・・・3施設

・漏水(配管漏れ等も含む)・・・5施設

・その他(地盤沈下によるズレ、屋外非常口階段のコンクリート屋根が折れる、温泉が出なくなった等)

 

【質問2】設備の被害

【回答】

なし・・・15施設

あり・・・20施設

※具体的に

・給排水管破損・・・9施設 ・ボイラー破損・・・3施設

・浄化槽破損・・・2施設

・エレベーター緊急停止・・・2施設

・その他(スプリンクラーの変形、エアコンの歪み等)

 

【質問3】~【質問10】省略

 

 

【質問11】現在困っていること(6/2時点)

【回答】

・浴室浴槽が使えないので近くの銭湯等に連れて行く毎日、福祉避難所を終了できない、集会場が半壊状態なので入居者のチハやレクが滞る。

・水中ポンプの故障や漏水が重なり渇水している(既存の井戸の機能が低下している中で、余震のたびに新たに配管から水漏れが発生するような状態である)

・入居者の中に、地震があってから不安があったり落ち着かない方がいる。

・玄関前地盤沈下にベニヤ板で対応、レストラン手洗いの排水管や厨房内洗い場の水道管が損傷して使えない。

・余震が続いており、エレター使用が不安。

・ケアハウスは職員が少なく、特に夜間の対応が心配。

・温泉が停まったため、お風呂が週三日になった。

・建物周辺のアスファルトの凹凸。

・施設建物や配管等の修繕。

・職員の欠勤が続いている。

・業者の手配の関係で、修理の見通しが立たない。(続く)

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平成28621日(火)記録的な降雨に見舞われた熊本県ですが、熊本県老人福祉協議会事務局から蕉夢苑に被害状況のヒアリングがありました。その後、調査結果をFAX受信しましたので、そのままレポートします。

 

陽の丘荘(南阿蘇村)

停電。21日朝には復旧。断水中であるが、蓄えている水で過ごしている。本日の入浴を控えて様子を見る。学校が休校になり、休んでいる職員がいる。

水生苑(南阿蘇村)

道路が通れなくなり、45名通勤ができない。デイの送迎ができず、入浴サービスのみ提供(本日のみ)。

グリーンヒルみふね(御船町)

デイ利用者でがけ崩れしているところがあるため、送迎に行けない。

ひろやす荘(益城町)

数名の職員が遅れている。

桜の丘(甲佐町)

居宅事業所内で2か所床上浸水している。排水溝があふれ、泥がたまっているところがある。職員7名が通勤不可。

矢部大矢荘(山都町)

国道からの入り口が崩れている。職員数名が休み。孤立しているところがある。

蘇望苑(山都町)

国道265号線が土砂崩れ。数名の職員が出勤不可。デイは本日休業。調理室が雨漏りしている。

芝光苑(宇土市)

職員数名が遅れて出勤。

豊洋園(宇城市三角町)

職員、家族ともに床上浸水しているところがある。

蕉夢苑(宇城市不知火町)

古屋敷地区が孤立して、出勤できない職員がいる。雨漏りが数か所ある。職員が数名遅れている。

水晶苑(宇城市豊野町)

床下に水が入ってきた。雨漏りしているところがある。職員が数名遅れている。

しらぬい荘(宇城市松橋町)

雨漏りしているところがある。

こもれび(下益城郡美里町)

1階の地域交流スペースが水浸しになり、避難者がいたため、移動した。雷により防災設備が故障。エレベーターも浸水。

陽光園(下益城郡美里町)

がけ崩れしている個所あり、来れない職員がいる。

 

※熊本県老人福祉協議会事務局からヒアリングを受けているとき、各施設では地域の被害状況について詳細に把握していない状態で、実際には想像以上に被害は大きかったと思われます。これ以上の情報提供はマスコミにお任せしましょう。

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