五日目。
あまりの暑さに、家からでませんでした
午後からお風呂を25度位のプールにして、沢山ペットボトルやジョーロを持ち込んで、たっぷり2時間遊びました
六日目。
今日は嫁の日。
旦那の母と、その…お付き合いしている勤め先の社長。
うちが中古住宅探しているのを知って、『俺が見てやる』と出てきたは良いものの
当初、先週の土曜日の予定が忘れていたらしく、時間過ぎてから『無理だ』と電話きて、今日は3時の予定が12時半にいまから行くと。
いやいや、13時についても鍵も開かないし見れないから~と思ったけどね。
ぐっとこらえて、現地付近へ行くと。
ま~、来ない来ない。
2時間半後、『もうすぐ出る』と。
えぇ息子限界ですもう良いですと思ったけど、旦那が待つと言うので、待ちました。
結局予定をちょっと過ぎてから、一軒見て、『これはダメだ、なんか腹へった』
釜飯やさんへ。
もちろんこちらもちで。
食べるわこぼすわ
あげく『お腹いっぱいで運転出来ないから、2時間休む』とおっしゃるので、8時過ぎまで、義母を連れてあちらこちらへ、たいした目的も無くウロウロして。
義母が何かのスイッチが入ったようで、『泊りにおいで』とうちの子に言うので、『本人が行くと言えば連れていっても良いですよ』と言うと。
『こっちに来たらお菓子食べ放題だよ』
『社長と温泉行こうね』
『おいしいもの食べに行こうね』
『一緒に寝て、帰りたくなったら、ママに電話しなさい』
と頑張って気を引いて、息子も『じゃあ行く』とその気になり、自分で準備して、帰りの車に乗った所…
社長は『ダメだダメだ、忙しいから』
と無理矢理降ろし、お別れの挨拶もないまま走り去りました
今日1日なんだったんだろう?
血のつながらない、ただのおっさんてこんな感じ?
もちろん、家に帰って、息子を見ると、目には溢れそうな涙
『なんで行けないの?悪い事してないのに、なんで?』とつぶやく息子をそっとパパに任せて、家事をこなしました。
なんか、いろんな感情が消化できないのと。
旦那が私と知り合う何年も前から、こんな事を何度と無くこらえ、乗り越え、それでも母親とその付き合っている社長にしか頼る所が無かった、邪魔にされても、受け入れられていない実感があっても、その人達しか居なかった、求めるほど叶わない家族愛に飢えた少年が息子の泣き顔と重なってしまった。
私にとっては旦那も息子も同じ、いとおしい家族で、かけがえの無い家族で、
今まで深く考える必要も無く当たり前にあった、家族愛。
それが幼少から充分に与えられなかった旦那が、切なくて、辛くて、それでも親を求める姿が、勝手に今日の息子の泣き顔と重なって、胸が苦しい
沢山の暗黙の了解の中に家族が生活していて、1人じゃないから、自然に周りを気遣う事が当たり前になっていて、言う必要すら無いルールは、家族が居てはじめて成り立つ、その家独特のものなんだ。
家族を持たない一匹狼気取って、でもホントは一人になんてなれない子羊が、気紛れでよその家族に顔突っ込むんじゃねーよ
パパも義母もお金にすがるのやめようよ
『何千万、もしかしたら億持ってる』なんてチラつかせてる奴なんて、絶対人の為にお金使わないから
絶対にくれないのに『死ぬまで一緒にいたらあげる』って信じるのやめようよ。
貧乏でも、愛のある、価値のある人生があるよ、絶対
私は貧乏でも、子供が元気で、旦那が元気で、親が元気ならそれで良い
気付かせてもらえて、良かった
でも、家族って莫大な愛の元に成り立ってて、血の繋がりには関係ない、お互いのありのままの姿を認めて助け合う力は、何ものにもまさる。
そんな気がした1日でした。
明日から、パパと息子に持て余す位の愛を示そう
寂しかった時間が薄れる位の愛を与えられたら良いなぁ