小心記 -653ページ目

ルーツ?

わがアパートメントの窓には網戸が有りません、明かりをつけて窓を開けていると様々な虫が迷い込んできます。今も雨なのに窓を全開にしているので、数匹お招きしたところです。
お構いも致しませんで。

前にも日記に書いたかもしれませんが、私は風通しの良い所を好みます。だから地下の窓の無いレストランなどは落ち着かないです。このアパートメントを選んだのも、窓が多く風通しが100点満点だったからです。即決です。
だから、少々の雨でも窓を開けています。真夏もできるだけクーラーなしで窓を開けていたいタイプです。

大学時代、ルーツを研究しているという先輩がいまして、「うーん、君は縄文。」「こいつはねえ、弥生。」とか、自信満々で言うんです。骨格や目鼻立ち、などで判断するそうです。
当然、私も見てもらいました。すると先輩は「おまえはー。モンゴル。」モンゴル。縄文とか弥生とかと話しのレベルが違う気もしましたが、妙に納得したのを覚えています。だから、広々とした高原や風通しのいい所が好きなのかと。それ以来、モンゴルの人をテレビなどでみると他人とは思えません。

今度はカゲロウが迷い込んできました。雨宿りですか。
網戸が欲しい。


クロナツ

理想の女

 ヘレン・ハント主演の『理想の女』を観た。何年も前に『恋愛小説家』を観て以来、ヘレン・ハントが大好きだ。シンプルな美しさと強さがある。彼女はどの役柄でも、どちらかというと淡々として見える。ハリウッド女優の中では珍しいタイプではないだろうか。
 しかしその淡々とした物腰に、なぜか常に健気さが覗く。役柄に関係なく、彼女自身が持つ正直さと、自立した人間の潔さが見える。誰にも依存せず、自由に立っている彼女は、シンプルなやり方で、他人とコミュニケーション出来るのだろう。そして限りなくチャーミングであり続けるのだ。


ヤノミ

東京ステーション

久しぶりに実家へ。
東京駅から中央線に乗ります。
東京駅。
東京都出身なんだから、なにも今更珍しくもないんだろうけど、外からこの駅を眺めることは年に何度もあるわけじゃありません。
で、見る度に、「おー東京駅だー」などとつぶやき、ある感慨に耽るのです。
これは、新宿の高速バス乗り場や空港やみどりの窓口が好きな事と似ています。
この場所とどこか遠い見知らぬ町が続いている。その場所に今まさに向かう人々が途中で飲むお茶を買っている。その見知らぬ土地は暑かったり寒かったり小雨が降っていたり坂の途中に紫陽花が咲いていたりするんだ。
今ここにいる電車やバスが明日の朝には見知らぬ土地にいる。小さい頃からこのことがなんとも不思議でした。そしてワックワックしました。
だから、旅人になりました。今でも旅人です。
週末は千葉です!小心ズが初めて東京を離れ、旅に出ます。ワックワックします!

余談ですが、中央線で隣に座ったおじさんがずーっと指揮をしていました。手を小さく前で振って。イヤホンもせずに。そして、一仕事終えた指揮者のように電車を降りてゆきました。お疲れ様でした。


クロナツ



●小心ズ日記●-2006/06/13

免許講習

 違反が6点になったので、講習を受けに行った。遠い遠い府中の試験場まで。試験場の職員はじいちゃんばっかりだった。しかもウジャウジャいた。

 教室では、「ほお杖をつかない」「居眠らない」「足は机の内側にしまう」「椅子を引く」「腕組みをしない」など、たくさん決まりを言われて、軍隊か刑務所のようだと思った。しかもガラの悪い猛者みたいな人もいるし、女の人はほとんどいないし、ちょっとビクビクした。
 ハキハキしたじいちゃんの授業と、モグモグしたじいちゃんの授業があり、トイレは全階とも壊れていた。

 午後からは近くの神社前の交差点にマイクロバスで連れて行かれ、タスキと腕章と白い手袋までして、黄色い旗を持って、横断歩道で交通安全運動。みんなとてもイヤそうだった。私は初めてやる事は何でも好きなので、少し面白かった。信号があるので誰も手旗の誘導なんぞ必要としてないのに、青になると旗をピッと出して、無駄に立っているのだった。

 感想文を書いて、免許はキレイになって戻って来た。ちなみに私の運転の適性はマルだった。あとは捕まらないように気をつけるばかり。


ヤノミ



●小心ズ日記●-2006/06/12

明日

サッカーが始まりましたね。
まだまだ先のことと思っていたのに。
梅雨入りもしました。
もう今年はこのまま夏になるのか?と思っていたのに。
昨日お腹一杯になっても、今朝はハラペコです。
同じ日曜日は2度とありません。

時が音をたてて流れて行きます。
まだまだ先だ、と思っていたことなんてあっと言う間に明日のことになり、昨日の事になります。

私はもともと、のんびりやで、夏休みの宿題も最後にまとめて片付けるタイプでした。でも最近のめまぐるしい人生の展開を目の前にして、もう後回しにしていられません。

焦るんじゃなく、確実にやっていけばいいんだと思います。焦るとろくな事にならないんです。私の場合。

そうすれば、またあのキラキラした喜びの一瞬を手にできます。

ジトジトした梅雨ですが、カラッと晴れた夏へ向けて、小心ズは走っています。


クロナツ



●小心ズ日記●-2006/06/11