保育費用を払えるか不安 | 少子化対策を考えるブログ

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【アンケート】女性の不安が尽きない…出産と仕事
近年、さまざまな業種で活躍する女性が増え、結婚後も仕事を続けるケースも増加傾向にあります。しかし、将来子どもを産みたいと考えている女性にとっては、産後の職場復帰や待機児童問題など先々直面するであろう問題に不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?≪続きを読む≫

 

現在働いている女性に対して、産後の職場復帰についてのアンケート調査です。

 

「子どもを託児・児童保育施設に預けることに不安はあるか」を聞いてみたところ、実に7割超の女性が不安に思っているという結果になりました。不安の内容が、「送迎がたいへん56%」「費用を支払えるか不安53%」「教育内容がしっかりしているか読めない40%」「虐待されないか37%」といった感じです(複数回答)。

 

少し意外だったのが、費用に対する不安です。これは、「比較的安価な認可保育園に預ける費用すら不安」なのか、「費用がかさむ認可外保育園に預けることが不安」なのかが少し知りたいところです。

 

幼児教育無償化(保育無償化を含む)はしばしば議論になっていますが、それが少子化対策としてどれだけ効果があるのかはよくわかりません。どちらかというとお金がかかるのは高等教育であり、それに比べれば、保育や幼児教育にかかるお金はそれほど高額ではありません。これまで「保育・幼児教育にかかるお金に対する不安」をもつ者が多いという結果を示した調査は記憶にありません。

 

しかし、今回こういう結果が出ました。幼児教育無償化によって子供が増える(子供を産みたいと思う動機が増す)可能性があるなら、それは重要であるように思います。そこまで踏み込んだ調査を期待します。

 


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